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J-GLOBAL ID：201702255344299103   整理番号：17A1149383

拡散型フロー制御を用いるDDoS攻撃緩和システムの提案

Proposal of DDoS Mitigation System based on Diffusion Flow Control

著者 (3件)： 平空也 (広島市大 情報科学) ,  高野知佐 (広島市大 情報科学) ,  前田香織 (広島市大 情報科学)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 173(CCS2017 9-19)  ページ： 51-56  発行年： 2017年08月03日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： DDoS攻撃の中でもリフレクション攻撃は攻撃対象のみならず,攻撃対象までの経路上のネットワークの負荷も大きい。本研究ではこのような攻撃によるトラヒック増大やサーバ負荷を緩和するための手法を提案する。提案手法は自律分散制御である拡散型フロー制御を応用してDDoS攻撃を緩和するものである。本稿では,リフレクション攻撃がサーバに到達するまでに経由する複数の事業者ネットワーク間でトラヒックを拡散,制御する技術について説明し,どのようなDDoS緩和効果が得られるかについて述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *攻撃行動 ,  *コンピュータセキュリティ ,  マルウェア ,  フロー制御【情報】 ,  *分散制御 ,  *サイバー攻撃
準シソーラス用語： *DDoS攻撃 ,  *自律分散制御 ,  緩和

分類 (2件)： 計算機網  (JC03000K) ,  データ保護  (JD01020V)

引用文献 (8件)：

• NIST,′′Advanced DDoS Mitigation Techniques,′′ https://www.nist.gov/programs-projects/advanced-ddos-mitigation-techniques, June 2017. (2017/7/12参照)
• 西塚要,′′増え続けるDDoS攻撃に対抗するために事業者間で協力してできること,′′ https://www.janog.gr.jp/meeting/janog38/download_file/view/169/219, pp.1-48, July 2016. (2017/7/13参照)
• Akamai,′′akamai's[state of the Internet]/security Q1 2017 report,′′ pp.1-26, 2017.
• 八木毅,大倉一浩,田邉正雄,村山純一,外山勝保,′′異常トラヒックの分割制御に基づく分散型DDoS攻撃軽減装置の負荷分散方式,′′信学技報,Vol.106,No.578,pp.119-124,Mar.2007.
• 前田浩明,小島久史,相原正夫,′′大規模DDoS攻撃対処を想定したAS間連携対処方式の一検討,′′ 信学技報, Vol.116, No.251, pp.55-60, Oct.2016.

タイトルに関連する用語 (5件)： 拡散 ,  フロー制御 ,  DDoS攻撃 ,  緩和 ,  提案