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J-GLOBAL ID：201702255345436882   整理番号：17A0898518

バイオチャーの空隙率と水中に混入する3種の除草剤吸着量の関連

Relationship between biochars’ porosity and adsorption of three neutral herbicides from water

著者 (5件)： LI Saijun (Shaoxing Univ., Zhejiang, CHN) ,  LUE Jinhong (Shaoxing Univ., Zhejiang, CHN) ,  ZHANG Tao (Shaoxing Univ., Zhejiang, CHN) ,  CAO Yueqiang (Shaoxing Univ., Zhejiang, CHN) ,  LI Jianfa (Shaoxing Univ., Zhejiang, CHN)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 75  号： 1/2  ページ： 482-489  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 農薬は世界各地で発生する水質汚濁問題に関連するが,吸着プロセスは水質汚濁物質の除去に有効で安価な手法である。多孔質バイオチャーは多くの有機汚濁物質を有効に吸着するが,バイオチャーの空隙率と吸着量の関係は未詳である。熱分解条件が相違する条件で各種の原料を利用し,6種のバイオチャーを試作して水中に混入する3種の除草剤(アトラジン,メトラクロル,イソプロツロン)を吸着した。Langmuirや混合吸着,分配平衡モデルを利用して吸着データを解析し,バイオチャーは全表面でなくメソ相(空隙径が1.7~50nm)のメソ相が吸着量を支配すると示唆した。これら実測データからバイオチャーが保有する空隙の大部分は外径がナノ規模の有機分子にアクセスできず,バイオチャーの生産に利用する原料の塩基性度や熱処理する際の酸素含有雰囲気がメソ相の成長に好適と示唆した。

シソーラス用語： *廃水処理 ,  *吸着剤 ,  *チャー ,  *生物学的水処理 ,  農薬汚染 ,  アニリド系除草剤 ,  トリアジン系除草剤 ,  尿素系除草剤 ,  熱分解 ,  メソ相 ,  分配平衡 ,  空隙率 ,  多孔質体 ,  吸着平衡 ,  数学モデル ,  塩基性度 ,  熱処理条件 ,  窒素複素環化合物 ,  有機塩素化合物 ,  芳香族アミン ,  ウレア化合物 ,  エーテル ,  脂肪族塩素化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド
準シソーラス用語： Langmuirモデル ,  *バイオチャー ,  平衡モデル

分類 (2件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H) ,  吸着剤  (YB03000W)

物質索引 (3件)： アトラジン ,  イソプロツロン ,  メトラクロル

タイトルに関連する用語 (6件)： バイオチャー ,  空隙率 ,  水中 ,  混入 ,  除草剤 ,  吸着量