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J-GLOBAL ID:201702255358602472   整理番号:17A0381987

硝酸ラジカルと生物起源揮発性有機化合物:酸化,機構,有機エアロゾル

Nitrate radicals and biogenic volatile organic compounds: oxidation, mechanisms, and organic aerosol
著者 (38件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 2103-2162 (WEB ONLY)  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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硝酸ラジカル(NO3)による生物起源揮発性有機化合物(BVOC)の酸化は,燃焼関連の人為起源排出物と生物圏からの自然放出の重要な相互作用の1つを代表する。この相互作用は,30年以上にわたり認識され,この間に大規模な研究が実験室,フィールド,モデリングで行われた。NO3-BVOC反応は,反応性窒素(特に有機硝酸),オゾン,有機エアロゾルの領域と全球での収支を通じ,大気質,気候,視程に影響を及ぼす。長い研究の歴史と大気化学でのこの話題の重要さにもかかわらず,多くの重要な不確実性が残されている。こうしたものとして,以下が含まれる。NO3- BVOC反応の速度,機構,有機エアロゾル収率の不完全な理解,NO3ラジカルに関連する不均一系酸化過程の役割の制約不足,混合が不十分な夜間の大気でのBVOCとNO3の空間分布のキャラクタリゼーションの難しさ,最先端の化学輸送と化学-気候のモデルで用いるための適切な境界層スキームと非光化学的機構構築の課題。このレビューは,2015年6月にジョージア工科大学に行われた同じタイトルでのワークショップの結果である。レビュー前半では,機器とモデル,有機硝酸と二次有機エアロゾル(SOA)形成の化学の最近の進歩に特に焦点を合わせNO3-BVOC化学の最新の文献をまとめた。この現状理解の上に立ち,レビュー後半では,NO3-BVOC化学の大気質と気候への影響をまとめ,大気モデルの予測能力を改善するためにこの相互作用をより良く制約する批判的研究の必要性を示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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対流圏・成層圏の地球化学  ,  粒状物調査測定 
タイトルに関連する用語 (4件):
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