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J-GLOBAL ID:201702255366654366   整理番号:17A0326917

「後世に伝えるべき治山」60選シリーズ 自然景観に配慮しつつ長大な崩壊地を復旧してきた男体山治山事業(栃木県 日光市)

著者 (1件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 126-136  発行年: 2017年02月01日 
JST資料番号: S0371B  ISSN: 0039-4858  CODEN: SURKA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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後世に伝えるべき治山として,栃木県日光市の自然景観に配慮し長大な崩壊地を復旧させた男体山治山事業を紹介する。急勾配でV字形に発達した侵食谷に火山砕屑物が堆積した薙や堀は,侵食拡大や土砂移動の防止のため,高さの低い谷止工や床固工を階段状に配置して,斜面勾配の緩和・堆積土砂の移動防止を図り,流路工や護岸工を施工して周辺部の侵食防止を図った。その後,安定化が図られた渓岸斜面や山腹斜面には木柵工や植生マット伏工,植生基材吹付工等を施工して早期緑化を図り,表土流出を防止した。しかし1902年の台風により,男体山南斜面の薙が7合目から大崩壊し,治山事業が1958年から実施された。その後,土留工や谷止工で施工されたコンクリートが景観上目立つため,平成に入ってから既設構造物に間伐材を張付けたり植生基材を吹付けて,自然景観に配慮した修景工が行われた。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
一般,砂防工学  ,  自然保護  ,  景観  ,  公園,造園,緑化 
引用文献 (1件):
  • 関東森林管理局/日光森林管理署(2010):鬼怒川地区民有林直轄治山事業概成報告書,p.9

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