文献

J-GLOBAL ID：201702255386971575   整理番号：17A1124433

簡単な口・咽喉モデルにおける多成分液滴の相互作用,輸送および堆積の数値的研究【Powered by NICT】

Numerical investigation of the interaction, transport and deposition of multicomponent droplets in a simple mouth-throat model

著者 (4件)： Chen Xiaole (Key Laboratory of Energy Thermal Conversion and Control of Ministry of Education, Southeast University, Nanjing, Jiangsu Prov. 210096, China) ,  Feng Yu (School of Chemical Engineering, Oklahoma State University, Stillwater, OK 74078, USA) ,  Zhong Wenqi (Key Laboratory of Energy Thermal Conversion and Control of Ministry of Education, Southeast University, Nanjing, Jiangsu Prov. 210096, China) ,  Kleinstreuer Clement (Joint UNC-NCSU Department of Biomedical Engineering, North Carolina State University, Raleigh, NC 27695, USA)
資料名： Journal of Aerosol Science  (Journal of Aerosol Science)
巻： 105  ページ： 108-127  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0776A  ISSN： 0021-8502  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 吸入多成分液滴蒸気相互作用とその後のエーロゾル沈着の基礎的解析は,自然現象の理解にとって不可欠のみならず,医療関連応用にとって非常に重要である。テストベッドとして高度に理想化された口-喉(MT)モデルを用いて,水滴の輸送と沈降機構をシミュレートし,成分としてエタノール,塩化ナトリウムとフルオレセインを考慮した。流れ場方程式をエーロゾル堆積効率(DE)に及ぼす流速,相対湿度(RH),および湿潤対乾燥気道壁の影響を予測できる検証された遷移SSTモデルを用いて解いた。シミュレーション結果は塩化ナトリウム粒子の吸湿性成長は水蒸気の飽和圧力に敏感であることを示した。高流量は気道におけるRHと同様に堆積し,流出液滴の平均成長比を減少させた。が,DEを増加させた。乾燥境界条件と比較した場合,RH=30%と流速を60L/分である時,湿った気道壁は,DEは4.6%まで増加した。堆積液滴の平均成長率は,大部分の条件に対して,すなわち,0.5以上特に増加したが,堆積液滴の平均成長率への影響は明らかではない。高入口相対湿度は液滴とDEの吸湿成長を著しく高めることができ,吸湿性成分のための相対湿度しきい値よりも大きい。に加えて,同時に,上部気道におけるサブミクロン吸湿性エーロゾルの沈着を減少させるために利用できるで堆積し,流出液滴の成長比を上昇させることができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 境界条件 ,  流速 ,  *モデル ,  シミュレーション ,  塩化ナトリウム ,  エアロゾル ,  相対湿度 ,  水滴 ,  *液滴 ,  吸湿性 ,  沈着 ,  *相互作用 ,  気道 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 吸湿 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 多成分液滴の吸入 ,  液滴蒸気相互作用 ,  気道壁条件 ,  吸湿性成長 ,  堆積効率

分類 (1件)： エーロゾル  (CB11030Y)

物質索引 (1件)： エタノール

タイトルに関連する用語 (8件)： 口 ,  モデル ,  液滴 ,  相互作用 ,  輸送 ,  堆積 ,  数値 ,  研究