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J-GLOBAL ID：201702255420640857   整理番号：17A1220708

印加波形電圧のデューティ比に基づくエレクトロケミルミネセンスの色彩調整

Color control of electrochemiluminescence based on duty ratio of applied waveform voltage

著者 (2件)： NISHIMURA Ryoichi (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  NIHEI Eisuke (Keio Univ., Yokohama, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 55  号： 4  ページ： 042101.1-042101.5  発行年： 2016年04月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,印加電圧のデューティ比による有機エレクトロケミルミネセンス(ECL)素子の発光表面から得た発光色の制御に成功した。この色彩変化は発光層による光吸収に基づく。デューティ比を変化させることによる各電極中の発光相対量を制御することが可能であった。導電性高分子であるポリ(3-ヘキシルチオフェン-2,5-ジイル)(P3HT)を用いることにより発光材料における長発光寿命が期待される。25.0μmの発光層厚みをもつECL素子を作製した。この素子では,デューティ比を50から10%に変化させることによりECL色をオレンジからレッドに変化させた。適切な吸収とECLスペクトルをもつ発光材料を選択することによりより多くのECL色が期待される。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *化学ルミネセンス ,  電圧 ,  *可視発光スペクトル ,  *色 ,  電気化学反応 ,  有機半導体 ,  色彩調整 ,  ポリヘキシルチオフェン ,  *エレクトロルミネセンス ,  *電圧依存性 ,  発光寿命 ,  *電気化学ルミネセンス ,  *有機EL
準シソーラス用語： *エレクトロケミルミネセンス ,  エレクトロルミネセンス素子 ,  デューティ比 ,  電圧印加 ,  *有機エレクトロルミネセンス

分類 (2件)： 有機化合物のルミネセンス  (BM08094A) ,  色  (BD03090A)

引用文献 (28件)：

• M. Dong and L. Zhong, IEEE Trans. Mobile Comput. 11, 724 (2012).
• D. Xu and C. Adachi, Appl. Phys. Lett. 95, 053304 (2009).
• M. T. Bernius, M. Inbasekaran, J. O'Brien, and W. Wu, Adv. Mater. 12, 1737 (2000).
• D. Dini, Chem. Mater. 17, 1933 (2005).
• J. Kido, H. Shionoya, and K. Nagai, Appl. Phys. Lett. 67, 2281 (1995).

タイトルに関連する用語 (5件)： 印加 ,  波形 ,  デューティ比 ,  エレクトロケミルミネセンス ,  色彩調整