文献

J-GLOBAL ID：201702255424204820   整理番号：17A1589933

ギンセノシドRb1は,神経炎症と酸化ストレスを介して,lso/外科手術誘発認知機能障害を減弱する【JST・京大機械翻訳】

資料名： Biomedical and Environmental Sciences  (Biomedical and Environmental Sciences)
巻： 30  号： 5  ページ： 363-372  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2560A  ISSN： 0895-3988  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 【目的】人工的イソフルラン+手術は,認知障害を誘発することが報告されている。根底にある機構と標的化された介入は,ほとんど決定されていない。ギンセノシドRb1は神経保護であることが報告されている。したがって,ギンセノシドRb1が,神経炎症と酸化ストレスを阻害することにより,イソフルラン/手術により誘発された認知機能障害を軽減できるかどうかを決定することを目的とした。【方法】5か月齢のC57BL/6J雌マウスを,2時間の間,1.4%のイソフルラン+腹部手術で治療した。60mg/kgのギンセノシドRb1を,手術の7日前から腹腔内に与えた。マウスの認知をBarnes Mazeにより評価した。マウス海馬におけるシナプス後の密度-95とシナプトフィシンのレベルを,ウェスタンブロット法によって測定した。マウス海馬における反応性酸素種,腫瘍壊死因子-αおよびインターロイキン-6のレベルをELISAによって測定した。【結果】著者らは,ギンセノシドRb1治療がイソフルラン/手術によって誘発された認知障害を軽減することを初めて示した。さらに,ギンセノシドRb1は,イソフルラン/手術によって誘発されたシナプス機能障害を減弱させた。最終的に,ギンセノシドRb1は,マウス海馬における活性酸素種,腫瘍壊死因子-αおよびインターロイキン-6のイソフルラン/手術誘発性上昇レベルを軽減した。【結論】これらの結果は,ギンセノシドRb1が,神経炎症と酸化ストレスを阻害することにより,イソフルラン/手術誘発性認知障害を軽減することを示唆する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： TNF【壊死因子】 ,  *機能障害 ,  インターロイキン6 ,  ウェスタンブロット法 ,  ELISA ,  海馬 ,  *酸化ストレス ,  活性酸素 ,  治療法 ,  シナプス
準シソーラス用語： シナプトフィシン ,  C57BL/6Jマウス ,  神経保護 ,  *認知障害 ,  *神経系炎症 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  生薬一般  (GX06010Y) ,  生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J)

タイトルに関連する用語 (9件)： ギンセノシドRb1 ,  神経炎症 ,  酸化ストレス ,  LSO ,  外科 ,  手術 ,  誘発 ,  認知機能障害 ,  減弱