文献
J-GLOBAL ID:201702255442565371   整理番号:17A1626458

イシサンゴPocillopora damicornisにおける高温および上昇したアンモニウムに対する応答急性ストレスにおけるカスパーゼ3の関与【Powered by NICT】

Involvement of caspase3 in the acute stress response to high temperature and elevated ammonium in stony coral Pocillopora damicornis
著者 (5件):
資料名:
巻: 637  ページ: 108-114  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アポトーシスはカスパーゼとして知られるシステインプロテアーゼのファミリーによって調整される,カスパーゼ3はアポトーシスにおける一次執行者カスパーゼである。本研究では,カスパーゼ3の潜在的役割はイシサンゴPocillopora damicornisにおける高温とアンモニウム上昇への曝露下で研究した。カスパーゼ3(PdCaspase3)のcDNAは344アミノ酸のポリペプチドをコード化することを確認し,コードされた蛋白質は1CAScドメイン(カスパーゼ,インターロイキン-1ベータ変換酵素相同体,Val76Asn333)を含んでいた。成熟PdCaspase3の組換蛋白質を大腸菌BL21(DE3)-Transettaで発現させ,デブド p ニトロアニリド開裂の反応を触媒するカスパーゼ3様活性を示した。PdCaspase3mRNAの発現レベルは急性アンモニウムストレス後の急性熱ストレスと12時間後24時間で有意に増加し,ブランク群のそれの2.28倍(P<0.05)と1.76倍(P<0.05)に達した。カスパーゼ3の活性化レベルは12時間(1.41倍,P<0.05)で増加し始め,急性熱ストレス後の24時間(1.54倍,P<0.05)でピークに達した。さらに,カスパーゼ3の活性化レベルは6~24時間中に有意に増加し,急性アンモニウムストレス後24h(1.44倍,P<0.05)で最高レベルであった。これらの結果をまとめると,カスパーゼ3の相同体として,PdCaspase3は高温とアンモニウム上昇,P.damicornisをイシサンゴにおける宿主と褐虫藻間の共生を調節する可能性があるへの応答に関与することを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る