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J-GLOBAL ID：201702255452670185   整理番号：17A1616515

清掃工場における集じん灰処理キレート剤選定及び添加率の検討

資料名： 福岡市保健環境研究所報  (Annual Report of Fukuoka City Institute of Health and Environment)
号： 42  ページ： 163-164  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： Z0882A  ISSN： 1343-3512  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 清掃工場での廃棄物焼却処理により生じる焼却灰には廃棄物由来の重金属類が含まれており,埋立処分を行うには溶出される重金属類が環境省令基準(埋立基準)に適合するよう処理を行わなければならない。福岡市の清掃工場ではその処理としてジチオカルバミン系キレート剤添加を行っている。焼却灰に対して各種キレート剤(計8種)を0~4%添加し溶出試験を行った。その結果,いずれのキレート剤も1.5~2%添加で埋立基準を満たし,キレート効率に大きな差はなかった。現在清掃工場でのキレート剤添加率は約4%であるため,添加率を下げることができる可能性が示唆された。

シソーラス用語： *灰 ,  集塵 ,  焼却 ,  廃棄物処理 ,  *重金属汚染 ,  *キレート剤 ,  有機硫黄化合物 ,  溶出 ,  埋立 ,  *清掃工場
準シソーラス用語： *焼却灰 ,  廃棄物焼却 ,  ジチオカルバミン酸塩

分類 (1件)： ごみ処理  (SC05030O)

引用文献 (1件)：

• 樋口壮太郎:第5回最終処分技術 廃棄管理と最終処分技術(その5),都市と廃棄物5月号,Vol.46,No5,41~46,2016

タイトルに関連する用語 (5件)： 清掃工場 ,  集じん灰 ,  キレート剤 ,  選定 ,  添加率