肥満および非肥満胃癌患者間における生存率,腫瘍ステージ,局在の比較

KOCOGLU Hakan; DOGAN Hakan; OGUZ Basak; SERIN Sibel Ocak; OKUTURLAR Yildiz; GUNALDI Meral; ERISMIS Betul; OZDEMIR Bahar; TURAL Deniz; HURSITOGLU Mehmet; HARMANKAYA Ozlem; KUMBASAR Abdulbaki

文献

J-GLOBAL ID：201702255468342116 整理番号：17A0567904

肥満および非肥満胃癌患者間における生存率,腫瘍ステージ,局在の比較

Comparison of Survival Rates, Tumor Stages, and Localization in between Obese and Nonobese Patients with Gastric Cancer

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資料名：
巻： 2016 ページ： ROMBUNNO.9382750 (WEB ONLY) 発行年： 2016年
JST資料番号： U7013A ISSN： 1687-6121 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

目的:本研究では,胃癌患者の肥満度指数(BMI),生存率と診断時における腫瘍ステージとの関連の決定を試みた。方法:総計270人の胃癌患者の病院記録を遡及的に調べた。腫瘍診断時のBMIによって患者を分類した。入院時の腫瘍ステージをBMI値により比較した。結果:BMIサブグループ間においてOSに差は無かった(p=0.230)。腫瘍ステージIIIの患者の割合は,非肥満において有意により高かったが,ステージIVの腫瘍の割合は肥満患者において驚くほど高かった(それぞれp=0.011,0.004)。外科的処置を受けなかった患者の割合は,過体重および肥満患者において正常および/または低体重患者よりも有意に低かった。結論:診断時において,肥満患者は非肥満患者よりもステージIVの腫瘍の割合が有意に高かった。それにもかかわらず,BMIサブグループ間で生存率に差は無かった。本研究の結果は,胃癌患者における“肥満パラドクス”と一致する。また,BMIと胃腫瘍の局在との間に相関はみつからなかった。(翻訳著者抄録)

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消化器の腫よう

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