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J-GLOBAL ID:201702255472787754   整理番号:17A0883695

大気圧化学イオン化質量分析法によるニトロ化糖アルコールの特性化【Powered by NICT】

Characterization of nitrated sugar alcohols by atmospheric-pressure chemical-ionization mass spectrometry
著者 (3件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 333-343  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0695A  ISSN: 0951-4198  CODEN: RCMSEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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根拠ニトロ化糖アルコールマンニトールヘキサニトラート(MHN),ソルビトールヘキサニトラート(SHN)及びキシリトールペンタニトラートジ(XPN)は強力な軍用爆発性のペンタエリトリトールテトラニトラート(PETN)と自家製爆発エリトリトールテトラニトラート(ETN)として化合物の同じクラスであるが,PETN及びETNと異なり,質量分析(MS)によりMHN,SHNおよびXPNを検出する方法は,完全には検討されていない。【方法】大気圧化学イオン化質量分析法(APCI MS)を用いて,ニトロ化糖アルコールのイオン特性を検出した。APCI(大気圧化学イオン化飛行時間型質量分析(APCI TOF MS)及び衝突誘起解離タンデム質量分析(CID MS/MS)は,各イオン帰属の確認に用いた。さらに,化学イオン化試薬ジクロロメタンの使用は,MHN,SHNおよびXPNの検出のための感度と選択性を改善するために調べた。【結果】研究ニトロ化糖アルコール全てはAPCI源中において類似のフラグメンテーション経路に従った。MHN,SHNおよびXPNはNO_2,HNO_2,NO_3,CH_2NO_2基の損失によって形成されたフラグメントイオンとして検出された,ジクロロメタンの存在中の塩素化付加物イオンが観察された。MS/MSモードでは,MHNとSHNの塩素付加物は最低の検出限界(LODs)を有することを決定したが,XPNの最低LODは[XPN NO_2]~ フラグメントイオンであった。三化合物のそれぞれの部分的にニトロ化類似体は出発材料中に存在すると,これらの化合物に起因するイオン対MHN,SHN,XPNのイオン源内フラグメンテーションから生成したものを液体クロマトグラフィーAPCI-MS及びESI-MSを用いて識別と帰属した。【結論】APCI-MS法はニトロ化糖アルコールの検出のための選択的で高感度な方法を提供する。ここで明らかにした方法は,対テロリズムやフォレンシックスのための痕跡爆薬検出の分野に役立つであろう。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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有機化合物の各種分析  ,  有機化合物の物理分析 
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