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J-GLOBAL ID：201702255483221969   整理番号：17A0288019

短繊維補強されたコンクリート製集水蓋の開発

Experimental Studies on Development of Catchment Lid Using Short Fiber Reinforced Concrete

著者 (5件)： 浦野登志雄 (熊本高専) ,  松田学 (ヤマックス) ,  松本康資 (ヤマックス) ,  井形友彦 (ヤマックス) ,  溝口稔也 (ヤマックス)
資料名： 熊本高等専門学校研究紀要(Web)  (Research Reports of National Institute of Technology (KOSEN), Kumamoto College (Web))
号： 8  ページ： 19-25 (WEB ONLY)  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： U0540A  ISSN： 2189-8553  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 有機系短繊維を用いた繊維補強コンクリートの基本物性を把握し,耐久性と経済性のバランスに配慮した,コンクリート製集水蓋を開発した。有機系短繊維或いはステンレス鋼短繊維を1vol%混入した繊維補強コンクリートの圧縮強度や弾性係数は,普通コンクリートと差は無かったが,割裂引張強度は有機系短繊維で8~35%,ステンレス鋼繊維で81%大きくなり,曲げ強度は有機系短繊維で8~15%,ステンレス鋼繊維で51%大きくなった。有機系短繊維補強コンクリートの曲げ靭性向上には,適切な繊維径を選択する必要がある。曲げ強度は繊維径の太い方が大きく,耐衝撃性は繊維本数が多い方が大きかった。PVA繊維で補強した集水蓋は,普通コンクリートのものより,曲げひびわれ強度が32%,最大耐力が19%大きかった。

シソーラス用語： ステープルファイバ ,  *繊維強化コンクリート ,  ポリビニルアルコール繊維 ,  ステンレス鋼 ,  鋼繊維 ,  *蓋 ,  圧縮強さ ,  引張強さ ,  *曲げ強さ ,  *衝撃強さ ,  弾性係数 ,  耐荷力 ,  *耐久性 ,  経済性 ,  混合比 ,  直径
準シソーラス用語： 集水蓋 ,  短繊維

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  平板  (HD03060Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 短繊維 ,  補強 ,  コンクリート ,  集水 ,  蓋 ,  開発