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J-GLOBAL ID:201702255519122702   整理番号:17A0972196

小児および成人における注意欠陥多動性障害を有する参加者における皮質下脳容積の違い:横断的メガ解析【Powered by NICT】

Subcortical brain volume differences in participants with attention deficit hyperactivity disorder in children and adults: a cross-sectional mega-analysis
著者 (120件):
資料名:
巻:号:ページ: 310-319  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3023A  ISSN: 2215-0366  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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神経イメージング研究は,注意欠陥多動性障害(ADHD)の小児および成人におけるいくつかの脳領域の構造変化を示した。国際ENIGMA ADHDワーキンググループの形成を通して,我々は以前のイメージング研究およびメタ解析の弱点,すなわち不適切なサンプルサイズと方法論的不均一性を説明することを目的とした。はこの診断無しのそれらと比較してADHDの小児および成人における構造的差異があるかどうかを調べることを目的とした。この横断的メガ分析では,国際ENIGMAワーキンググループ共同研究からのデータ,この解析であった2015年2月8日で凍結を用いた。個々の部位は,この診断を持たない患者と比較して,ADHD患者の調和プロトコルによる構造T1強調MRI脳スキャンを分析した。第一の成果は,この共同で全てのコホートからのすべての個々のデータのプーリングによる皮質下構造と頭蓋内容積における症例対照差を評価することであった。この分析では,p値はp<00156のしきい値修正された偽発見率で顕著であった。サンプルは23か所からのADHD患者1529名および対照者1713人の参加者から構成されていた年齢中央値14歳(範囲4 63歳)であった。側坐核(Cohenのd= 015),扁桃体(d= 019),尾状(d= 011),海馬(d= 011),被殻(d= 014),と頭蓋内容積(d= 010)の体積はメガ分析における対照と比較して,ADHD患者でより小さかった。ADHDと対照者間の淡蒼球(p=095)および視床(p=039)における体積サイズの差はなかった。探索的寿命モデル化は,成熟の遅延と変性の遅延を示唆し,効果の大きさは,側坐核(Cohenのd= 019対 010),扁桃体(d= 018 vs 014),尾状(d= 013 vs 007),海馬(d= 012 vs 006),被殻(d= 018 vs 008),と頭蓋内容積(d= 014 vs 001)の子供(<15歳)と成人(>21歳)のサブグループで最高であった。pallidum(p=079)または視床(p=089)の小児と成人の差はなかった。成人における症例対照差異は非 有意(すべてp>003)であった。精神刺激薬物使用(全てp>015)または症状スコア(全てp>002)は結果に影響せず,併存精神疾患(すべてp>05)の存在を示した。今日までの最大のデータセットを用いて,著者らは両側扁桃体,側坐核,海馬減少ADHDにおけるに関する新しい知識を追加した。ADHDの脳成熟遅延理論を拡張し皮質下構造を含む,以前のメタ分析により示唆された脳容積に及ぼす薬物効果を否定した。寿命分析は,駆動縦断的研究の非存在下では,六桁年代のENIGMA断面試料は脳表現型の寿命軌跡についての仮説を生成する手段を提供することを示唆する。米国国立衛生研究所。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
精神障害  ,  精神科の臨床医学一般 

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