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J-GLOBAL ID：201702255519858212   整理番号：17A1715255

極端な生息地の予想外の住民としての陸生等脚類(等脚類:ワラジムシ亜目)【Powered by NICT】

Terrestrial isopods (Isopoda: Oniscidea) as unexpected inhabitants of extreme habitats

著者 (5件)： Brigic Andreja (Department of Biology, Faculty of Science, University of Zagreb, Rooseveltov trg 6, 10000 Zagreb, Croatia) ,  Antonovic Ivan (Slavka Kolara 45, 10 410 Velika Gorica, Croatia) ,  Alegro Antun (Department of Biology, Faculty of Science, University of Zagreb, Marulicev trg 20, 10000 Zagreb, Croatia) ,  Segota Vedran (Department of Biology, Faculty of Science, University of Zagreb, Marulicev trg 20, 10000 Zagreb, Croatia) ,  Bujan Jelena (Department of Biology and Graduate Program in Ecology and Evolutionary Biology, University of Oklahoma, 730 Van Vleet Oval, Norman, OK, USA)
資料名： European Journal of Soil Biology  (European Journal of Soil Biology)
巻： 82  ページ： 66-71  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3292A  ISSN： 1164-5563  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自然酸性環境,泥炭地は,多くの土壌微生物のための極端な生息地である。土壌酸性度と減少したカルシウムの有効性は,土壌無脊椎動物に強く影響し,これは外骨格を構築するためのカルシウムを必要とする。カルシウム利用可能性は,この貧栄養環境における陸生等脚類の生存を制限すると仮定した。,少ないが,以前の研究は,等脚類は北部全北区の泥炭湿原には存在しないことを示した。,最大で最古の西バルカン諸国(クロアチア)泥炭地における及びその周辺部でピットフォールトラップを用いて採取した。等脚類は西バルカン泥炭湿原における安定個体群を維持し,極端な土壌特性にもかかわらずことが分かった。種の豊富さは,泥炭湿原とその端の中心間で差がなかったが,活動密度は端部で高かった,エッジを微気候条件,餌料利用可能量,及び隠れ場所に基づく等脚類のためのより好ましい生息地を提供することを示唆した。以前考えられていたとしてのカルシウム濃度は,泥炭湿原における等脚類分布に対する主要な制限因子ではなかった。等脚類の空間分布に影響する環境変数は,土壌水分と植生構造を含んでいる。,南ヨーロッパ泥炭湿原における等脚類の存在は,泥炭湿原における温暖化気候と連続的な変化に関連する可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *生息場所 ,  *等脚類 ,  空間分布 ,  微気候 ,  温暖化 ,  酸性 ,  土壌水 ,  クロアチア共和国 ,  カルシウム ,  土壌酸性度 ,  土壌微生物 ,  個体群
準シソーラス用語： 環境変数 ,  種豊富度 ,  泥炭地 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： カルシウム濃度 ,  エッジ生息地 ,  泥炭地 ,  泥炭湿原 ,  土壌酸性度 ,  ワラジムシ

分類 (2件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  土壌生物  (FB04050N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 生息地 ,  予想 ,  住民 ,  陸生 ,  等脚類