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J-GLOBAL ID：201702255601604268   整理番号：17A1609661

塩化カリウム移動による高鋭敏粘土の現場改良

In Situ Improvement of Highly Sensitive Clays by Potassium Chloride Migration

著者 (4件)： HELLE Tonje Eide (Norwegian Univ. of Sci. and Technol., Trondheim, NOR) ,  HELLE Tonje Eide (Statens Vegvesen Vegdirektoratet, Oslo, NOR) ,  AAGAARD Per (Univ. of Oslo, Oslo, NOR) ,  NORDAL Steinar (Norwegian Univ. of Sci. and Technol., Trondheim, NOR)
資料名： Journal of Geotechnical and Geoenvironmental Engineering  (Journal of Geotechnical and Geoenvironmental Engineering)
巻： 143  号： 10  ページ： 04017074.1-04017074.13  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： D0424A  ISSN： 1090-0241  CODEN： JGGEFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クイック・クレイと呼ばれる高鋭敏粘土は,スカンジナビア,カナダ,北ロシアでみられるが,これは練り返したせん断強度は0.5kPaであり,1978年に発生した5-6百万m³のRissaクイック粘土滑りに代表される後退性地滑りの危険性を有する。塩水井戸を塩化カリウムで満たした現場実験を行った。塩水井戸周辺の塩分プルーム移動と粘土体積を,比抵抗コーン貫入試験,ピストン・サンプリング,地下水試料採取,伝導率によって調査した。間隙水成分と地盤工学的特性と関係づけた結果,練り返しせん断強度は,カチオンに対するカリウム,マグネシウムとカルシウムの比が20%を超える場合,1kPa以下に改良でき,練り返しせん断強度は,井戸から0.5mの距離では3年以内に役4-8kPa以下に改善できることなどが,明らかになった。

シソーラス用語： *塩化カリウム ,  *粘土 ,  現場試験 ,  坑井試験 ,  電気抵抗率 ,  コーン貫入試験 ,  地下水 ,  *地盤改良
準シソーラス用語： *鋭敏粘土 ,  井戸試験 ,  比抵抗

分類 (2件)： 土の構造と物理的・化学的性質  (RA03030T) ,  地盤改良,土質安定処理  (RA07060C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 塩化カリウム ,  鋭敏粘土 ,  現場