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J-GLOBAL ID：201702255631315256   整理番号：17A0596528

T字継手中の逆輸送-拡散-反応に及ぼす離散化誤差,流れのモデリング誤差,および測定外乱のインパクト

Impacts of Discretization Error, Flow Modeling Error, and Measurement Noise on Inverse Transport-Diffusion-Reaction in a T-Junction

著者 (3件)： WAEYTENS Julien (Univ. Paris-Est, Marne-la-Vallee, FRA) ,  CHATELLIER Patrice (Univ. Paris-Est, Marne-la-Vallee, FRA) ,  BOURQUIN Frederic (Univ. Paris-Est, Marne-la-Vallee, FRA)
資料名： Journal of Fluids Engineering  (Journal of Fluids Engineering)
巻： 139  号： 5  ページ： 051402.1-051402.10  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： C0997A  ISSN： 0098-2202  CODEN： JFEGA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 管内流れに,逆輸送-拡散-反応(逆TDR)法と,物理モデルとセンサ出力を組み合わせることにより,正確な濃度マップを得ることが期待される。本稿は,水道管路網の重要要素のT字配管を対象として,濃度場再構成プロセスに及ぼす,離散化誤差,流れの不確実性,および測定乱流の影響を調査した。Re数は約2000,Peclet数は約1000とした。例示として,再構成濃度場に及ぼす塩素測定誤差の影響を検討し,塩素出力の外乱正規分布に対して,粗い離散化を用いて,基準濃度場と再構成濃度場の間で,10%の誤差を得ることができることを示した。誤差を10%未満に保つためには,精細な濃度離散化が必要とされる。本稿はまた,濃度再構成に及ぼす,流れ近似の影響が記述され,厳密Navier-Stokes流が,Stokes流で近似されるとき,流れモデリング誤差は,再構成濃度誤差が40%に及ぶ場合があるが,流れ場が,Navier-Stokes方程式の完全組から得られるならば,誤差は5%未満になる可能性があることを示した。提案した逆法を用いて得られた,再構成濃度場の質が,センサ出力が数パーセントの,正規分布の外乱変動を有するとき,劣化しないことがわかった。再構成場の質は,モデリング誤差の閾値に達した後に低下する。

シソーラス用語： *ティー ,  *輸送 ,  *拡散 ,  数学的変換 ,  濃度分布 ,  再構成 ,  Reynolds数 ,  Navier-Stokes方程式 ,  擾乱 ,  境界層 ,  *モデリング ,  チャネル流
準シソーラス用語： 離散化

分類 (1件)： 管内流  (BC02090Q)

タイトルに関連する用語 (10件)： T字 ,  継手 ,  輸送 ,  拡散 ,  離散化誤差 ,  流れ ,  モデリング ,  誤差 ,  外乱 ,  インパクト