文献
J-GLOBAL ID:201702255676708186   整理番号:17A1184286

細胞外ATPとアデノシン:免疫反応の陰と陽【Powered by NICT】

Extracellular ATP and adenosine: The Yin and Yang in immune responses?
著者 (5件):
資料名:
巻: 55  ページ: 9-19  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0782A  ISSN: 0098-2997  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
細胞外アデノシン5′-三りん酸(ATP)とアデノシン分子は免疫応答に密接に関与している。ATPは大部分が炎症性分子と低酸素状態中および壊死細胞によるだけでなく,活性化免疫細胞と内皮細胞によって放出された。しかし,ある条件の下で,例えば低濃度での長期曝露で,ATPは抗炎症特性を有するかもしれない。細胞外ATPはP2XおよびP2Yプリン作動性受容体の両方を活性化することができる。細胞外ATPはエクトヌクレオチダーゼCD39(エクト-アピラーゼ)及びCD73を含む2段酵素プロセスにおけるアデノシンに加水分解することができた。これらの酵素は,多くの細胞型で発現している,内皮細胞と免疫細胞を含む。ATPはアデノシン,細胞内あるいは細胞外ATPの分解により生産される。アデノシンはアデノシンへの結合により抗炎症効果,またはP1受容体(A1,A2A,A2B,及びA3)が中心である。これらの受容体は,多くの細胞,免疫細胞などで発現している。免疫応答におけるATPとアデノシンの最終的な影響は2分子間の微細調節バランスに依存する。本総説では,免疫応答におけるこれらの二つの分子の役割に関する現在の知識を議論する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞膜の輸送  ,  生物学的機能 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る