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J-GLOBAL ID:201702255693772468   整理番号:17A1738181

口蹄疫ウイルスの多エピトープ蛋白質とXCL1を融合した分子ワクチンはウシにおける特異的液性免疫応答を増強する

Molecular vaccine prepared by fusion of XCL1 to the multi-epitope protein of foot-and-mouth disease virus enhances the specific humoural immune response in cattle
著者 (14件):
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巻: 101  号: 21  ページ: 7889-7900  発行年: 2017年11月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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XCR1はG蛋白質共役受容体ファミリーに属すが,そのリガンドXCL1はNK細胞に発現し,CD8+T細胞を活性化する。XCR1とXCL1の分布はそれらが樹状細胞(DC)とT細胞間の相互作用を調節することを示唆する。タイプO口蹄疫ウイルス(FMDV)の多エピトープ蛋白質(OB7)とウシXCL1を融合(XCL-OB7)することで新規なDC標的ワクチンを設計し,ウシにおけるその免疫効果を調査した。XCL-OB7と非標的ΔXCL-OB7融合蛋白質(XCR1に結合しないようXCL1を変異させた)を大腸菌で生産した。in vitroにおいて最適濃度でXCL-OB7はCD26+DCに特異的に結合した。XCL-OB7をワクチン接種したウシはΔXCL-OB7接種群よりも高い中和抗体を生産し,FMDV負荷試験に対して80%の臨床的阻止効果を明らかにした。これらの知見はXCL1がDC標的ワクチンを設計するに当たり理想的な分子であり,ウシの液性免疫応答を増強することを示した。この戦略は重要な動物の疾患に対する潜在的なDC標的ワクチンの開発にも有用であると考えられる。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物用医薬品  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 

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