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J-GLOBAL ID：201702255802590027   整理番号：17A0503326

セルロースナノファイバーに対する高温加熱処理の検討及び構造変化の解析

著者 (4件)： 安井皓章 (東大 大学院) ,  齋藤継之 (東大 大学院) ,  斎藤幸恵 (東大 大学院) ,  磯貝明 (東大 大学院)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 67th  ページ： ROMBUNNO.K18-P1-18  発行年： 2017年02月27日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 木材中のセルロースは,幅約3nmのナノファイバー状構造体を形成している。ナノファイバー形態を維持したまま木材セルロースを炭素化できれば,新規なナノカーボン材料に展開できる。近年当研究室では,木材セルロースナノファイバー(CNF)を骨格とするエアロゲルの調製に成功した。本研究は,このCNFエアロゲルを炭素化し,ナノカーボンエアロゲルを形成させることを目的とした。2450°Cの高温処理に供したCNFエアロゲルは,約7nmの径を持つナノファイバー状構造を保ち,細孔径20mmに分布を持つメソ孔体であった。黒鉛質の層構造から成る上に,比表面積は223m²/gもの大比表面積を保有しており,素材として優位な特性を持つことが見出された。(著者抄録)

シソーラス用語： *熱処理 ,  *セルロース繊維 ,  *構造解析 ,  炭化 ,  クラスタ分子 ,  ナノ構造 ,  セルロース ,  木質材料 ,  吸着平衡 ,  展開 ,  特異点 ,  *黒鉛化 ,  *比表面積 ,  走査電子顕微鏡
準シソーラス用語： *セルロースナノファイバー ,  *構造変化 ,  炭素化 ,  ナノカーボン ,  木材セルロース ,  *炭素エアロゲル ,  窒素吸着 ,  *層構造 ,  SEM【顕微鏡】

分類 (4件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  多糖類  (CF10054P) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  高分子固体の物性一般  (CG02021V)

タイトルに関連する用語 (3件)： セルロースナノファイバー ,  高温加熱処理 ,  解析