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J-GLOBAL ID:201702255839259479   整理番号:17A0994089

異なる光と窒素条件下でのAcutodesmus acuminatusとMicrocystis aeruginosaの成長,毒素産生および抗酸化応答におけるシリンドロスペルモプシン誘起変化【Powered by NICT】

Cylindrospermopsin induced changes in growth, toxin production and antioxidant response of Acutodesmus acuminatus and Microcystis aeruginosa under differing light and nitrogen conditions
著者 (4件):
資料名:
巻: 142  ページ: 189-199  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0825B  ISSN: 0147-6513  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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増えつつある証拠は,シアノバクテリアにより産生されるいくつかの生理活性代謝産物(例えばシアノトキシン)はアレロパシー能力を有し,競合種に及ぼすそれらの阻害または刺激効果によることを示唆した。多くの研究はシアノトキシンのシリンドロスペルモプシン(CYN)は植物プランクトン種に可変的効果をもつことを示しているが,そのアレロパシー能力に及ぼす物理化学的条件の変化の影響を研究すべきことがまだある。窒素と光条件を変えてCYNへのMicrocystis aeruginosa(シアノバクテリア)とAcutodesmus acuminatus(緑藻植物門)の生理学的応答を調べた。24時間で,M.aeruginosaの高いミクロシスチン含有量はCYNの存在下で制限された光で記録したが,120時間で毒素の低レベルは,最適光下でのCYNの存在下で観察された。全MCs濃度は120時間限定され,最適窒素条件下での曝露後のCYNにより有意に低下(p<0.05)であった。一方,高窒素条件下でのCYNへの曝露後の全MCs濃度では有意であった(p>0.05)変化した。予想されたように,限定された光と限られた窒素条件は両種の低い細胞密度をもたらしたが,CYNはM.aeruginosaの増殖を有意に阻害した(p<0.05)。光または窒素条件に関係なく,CYNが存在すると,両種の内部H_2O_2含有量,抗酸化酵素(カタラーゼ,ペルオキシダーゼ,スーパーオキシドジスムターゼおよびグルタチオンS-トランスフェラーゼ)活性の有意な(p<0.05)変化をもたらしたを増加させた。CYNに起因する酸化ストレスは限定された光と限られた窒素下で高かった。これらの結果は,M.aeruginosaとA.acuminatusは光と窒素条件の変化下でのCYNへの可変応答を持つことを示し,生態毒性と生態生理学的研究時の物理化学的条件の変化を考慮する必要があることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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植物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質 
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