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J-GLOBAL ID:201702255852937514   整理番号:17A0989034

双極II鬱病の治療のための補助的ミノサイクリンの有効性,安全性および忍容性を評価する予備的非盲検8週間研究【Powered by NICT】

A pilot, open-label, 8-week study evaluating the efficacy, safety and tolerability of adjunctive minocycline for the treatment of bipolar I/II depression
著者 (20件):
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巻: 19  号:ページ: 198-213  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2515A  ISSN: 1398-5647  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【目的】研究の目的は,補助的ミノサイクリンは,抑うつ症状の重症度を軽減し,バイポーラI/II障害(BD)患者の認知機能を改善するかどうか決定することであった。研究はまた,処理の過程で抑うつおよび/または認知症状の変化は循環炎症性サイトカインレベルの変化と関連していたかどうかを決定することを目的とした。双極IまたはII障害(すなわちHamilton Depression Rating Scale17項目[H AMD17]≧20)の一部として大うつ病エピソードに対するDSM-IV-TR基準に合致する【方法】合計29の(intention-to-treat:27)成虫は,8週間非盲検試験に登録された補助的ミノサイクリン(100mg1日2回)であった。一次結果測定はMontgomeryÅsbergうつ病評価尺度(MADRS)であった。H AMD17,Clinical Global Impression-Severity(CGI S),認知試験複合スコアと血漿サイトカインは二次測定結果である。プラズマサイトカインはMeso Scale Discoveryから30V Plexイムノアッセイで測定した。【結果】補助ミノサイクリンはMADRS(P<.001, d=0.835),H AMD17(P<.001, d=0.949)とCGIS(P<.001, d=1.09)に8週間までのベースラインからの抑うつ症状の重症度の減少と関連していた。言語記憶や実行機能ではなく,精神運動速度の改善はうつ病重症度の減少(P=.007, d=0.826)を示す個体間でのみ観察された。インターロイキン(IL)- 12/23p40(P=.002)のレベルは増加したが,IL-12p70(P=.001)とC-Cモチーフケモカインリガンド26(CCL26)(P<.001)のレベルは,ベースラインから8週まで減少した。CCL26レベルの減少は,好ましくない治療反応(P<.001)と関連していた。パイロット研究から【結論】結果は補助的ミノサイクリンは双極性うつ病患者における抗うつ効果を発揮し,おそらく炎症性サイトカインを標的とすることにより可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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産業衛生,産業災害 

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