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J-GLOBAL ID:201702255856469291   整理番号:17A1557279

真菌Penicillium purpurogenum MHz111から単離されたメロテルペノイド,Berkeleyacetal CはNF-κB,ERK1/2およびIRF3シグナル伝達経路阻害を介して抗炎症作用を発揮する【Powered by NICT】

Berkeleyacetal C, a meroterpenoid isolated from the fungus Penicillium purpurogenum MHZ 111, exerts anti-inflammatory effects via inhibiting NF-κB, ERK1/2 and IRF3 signaling pathways
著者 (8件):
資料名:
巻: 814  ページ: 283-293  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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メロテルペノイド化合物,Berkeleyacetal C(BAC)は真菌Penicillium purpurogenum MHz111から単離した,著者らの予備スクリーニングにおけるリポ多糖類(LPS)により刺激されたマクロファージの酸化窒素(NO)産生を阻害する良好な活性を示した。急性および慢性炎症性疾患に対する新規治療薬を開発するために,BACの抗炎症活性および基になる機構は,マクロファージと好中球で検討した。結果は,BACは誘導型一酸化窒素シンターゼ(iNOS)の発現とマクロファージによるNO産生を有意に阻害することを示した。重要な炎症性因子およびケモカインの発現と分泌,腫瘍壊死因子-α(TNF α),インターロイキン-6(IL 6),インターロイキン-1β(IL 1β),マクロファージ炎症蛋白質-1α(MIP 1α),および単球走化性蛋白質-1(MCP 1)を含むもBACによって抑制され集中した。さらに,BACも好中球と活性酸素種産生の活性化を顕著に阻害した。機構研究では,BACはLPSにより誘導されるNF-κB,マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK),シグナルトランスデューサーと転写活性化剤1と3の(STAT1/3),とIRF3シグナル伝達経路の活性化中の細胞核因子-κB(NF κB),細胞外シグナル調節蛋白質キナーゼ1と2(ERK1/2),およびインターフェロン調節転写因子3(IRF3)のリン酸化を選択的に抑制した。要約すると,BACは,NF κB,ERK1/2とIRF3シグナル伝達経路を阻害することにより強力な抗炎症効果を発揮し,それにより炎症性疾患への治療薬に開発できる大きな可能性を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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消炎薬の基礎研究  ,  生体防御と免疫系一般 

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