肝円索における中皮嚢胞:症例報告と文献レビュー【Powered by NICT】

Feo Claudio F.; Ginesu Giorgio C.; Cherchi Giuseppe; Fancellu Alessandro; Cossu M. Laura; Porcu Alberto

文献

J-GLOBAL ID：201702255948605049 整理番号：17A1431600

肝円索における中皮嚢胞:症例報告と文献レビュー【Powered by NICT】

Mesothelial cyst in the liver round ligament: A case report and review of the literature

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資料名：
巻： 37 ページ： 33-35 発行年： 2017年
JST資料番号： W2904A ISSN： 2210-2612 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

肝円索の嚢胞は稀であり,それらは多くの場合における良性。最近の文献は,この問題について概説した。当施設で入院した心か部痛の既往歴を有する22歳の女性。腹部のコンピュータ断層撮影(CT)は,腹部に14 mmの嚢胞性病変を認めた。肝円索の大きな嚢胞は探索的腹腔鏡検査中の除去に成功し,病理組織学的には良性中皮嚢胞を明らかにした。肝円索の中皮嚢胞は稀な疾患であり,文献からの五つの例を見出した。直径は5~14cmに変化した。大部分の患者は,無症候性あるいは上部四分円腹部痛を訴えるであろう。超音波診断とCTスキャンは最も有用な診断ツールであるが,種々の腹部嚢胞性病変との鑑別診断は困難である。治療は通常外科切除術。肝円索の中皮嚢胞は非常に稀であるが,腹腔内嚢胞性病変の鑑別診断において考慮すべきである。診断と根治的外科的切除を可能にする探索的腹腔鏡検査の重要性を強調した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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感染症・寄生虫症一般 , 腫ようの診断 , 臨床腫よう学一般 , 消化器の腫よう

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