文献

J-GLOBAL ID：201702255964248502   整理番号：17A0782660

負荷不均衡改善用のリップル負荷バランシング

RIPPLE LOAD BALANCING FOR IMPROVING LOAD IMBALANCE

著者 (1件)： YANG Jui-Pin (Shih Chien Univ., Kaohsiung, TWN)
資料名： International Journal of Innovative Computing, Information and Control  (International Journal of Innovative Computing, Information and Control)
巻： 13  号： 3  ページ： 1029-1036  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： F1199A  ISSN： 1349-4198  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 同一データをアクセスための同時試みによる負荷不均衡はストレージシステムの全体性能を著しく劣化させ得るので,効率的負荷分散は有用である。既存のアルゴリズムは高い通信オーバヘッドを必要とする。何故ならば,それらは負荷不均衡の扱いに関する正確な決定を行なうために負荷条件のような充分な情報を収集しなければならないからである。本研究において,筆者らは筆者らがリップル負荷分散(RLB)と称する新規の負荷分散方式を提案した。RLBは低通信オーバヘッドを保ちながら負荷不均衡を解決するために分散ノード上に幾つかの複製を創る。あるノードが重い負荷を負った時,到着要求を扱うための新しい目的地を決定するために単純な閾値ベーススケジューリングアルゴリズムを用いる。RLBは局所的分散を駆動し,最終的には大域的分散,即ち,リップル効果を達成する。シミュレーション結果はRLBが複製なし方式と比較して負荷不均衡を著しく改善し,様々な負荷条件下で最適負荷分散の性能に近づく事を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 計算機利用 ,  *スケジューリング ,  *複製 ,  ホットスポット ,  データ ,  *負荷分散 ,  *脈動 ,  負荷変動
準シソーラス用語： クラウドコンピューティング ,  *負荷バランシング ,  リップル負荷

分類 (3件)： 通信網  (ND07030A) ,  計算機網  (JC03000K) ,  オペレーティングシステム  (JD03020J)

引用文献 (17件)：

• K. Li, G. Xu, G. Zhao, Y. Dong and D. Wang, Cloud task scheduling based on load balancing ant colony optimization, ChinaGrid, pp.3-9, 2011.
• F. Xhafa, J. Carretero and A. Abraham, Genetic algorithm based schedulers for grid computing systems, International Journal of Innovative Computing, Information and Control, vol.3, no.5, pp.1053- 1071, 2007.
• M. Katyal and A. Mishra, A comparative study of load balancing algorithms in cloud computing environment, IJDCC, vol.1, pp.5-14, 2013.
• R. G. Rajan and V. Jeyakrishnan, A survey on load balancing in cloud computing environments, IJARCCE, vol.2, pp.4726-4728, 2013.
• X. Xu, H. Yu and X. Cong, A QoS-constrained resource allocation game in federated cloud, IMIS, pp.268-275, 2013.

タイトルに関連する用語 (2件)： 均衡 ,  負荷バランシング