文献

J-GLOBAL ID：201702255981090239   整理番号：17A1475246

弾性波シミュレーションを用いるアコースティックエミッションパターンの認識手法

Acoustic Emission Pattern Recognition Method Utilizing Elastic Wave Simulation

著者 (2件)： Arakawa Kenta (School of Science and Technology, Meiji University) ,  Matsuo Takuma (School of Science and Technology, Meiji University)
資料名： Materials Transactions  (Materials Transactions)
巻： 58  号： 10  ページ： 1411-1417(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： G0668A  ISSN： 1345-9678  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アコースティックエミッション(AE)による破壊モード解析は,機械および工学構造における損傷メカニズムを特定する手段として研究上の注目を集めている。しかしながら,AEセンサによって検出された波形から関連パラメータを推定するには,センサ応答によって波形が歪むことが多いので,複雑な解析が必要となる。そこで,本研究では,AE波形を模擬したAE信号の分類法を開発する。シミュレートしたAE波形は,3D有限差分時間領域(FDTD)法によって計算でシミュレートした弾性波と,ロングバー法を用いて取得したセンサ応答との畳み込みである。エポキシグラスファイバ複合材試料を用いて得られた異なる伝搬角度のAE信号を分類し,AE分類にはウェーブレット等高線地図と相関係数を用いる。実験とシミュレーションの間の波形特徴の類似性によって,AE分類の成功を検証する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *アコースティックエミッション ,  弾性波 ,  シミュレーション ,  *パターン認識 ,  破壊モード ,  センサ ,  波形 ,  パラメータ推定 ,  有限差分時間領域法 ,  ガラス繊維強化プラスチック ,  波束 ,  AE検査 ,  信号 ,  ウェーブレット変換 ,  アコースティックエミッションセンサ
準シソーラス用語： AEセンサ ,  *AE信号

著者キーワード (4件)： acoustic emission ,  finite-difference time-domain ,  pattern recognition ,  wavelet transform

分類 (1件)： 非破壊試験  (HB02030F)

引用文献 (10件)：

• 1) C. Hellier: Handbook of Nondestructive Evaluation, (McGraw-hill, New York, 2003), 10.1-10.39.
• 2) Y. Mizutani ed.: Practical Acoustic Emission Testing, (Springer Japan, Tokyo, 2016), pp. 5-12.
• 3) T. Kishi, M. Ohtsu and S. Yuyama: Acoustic Emission beyond the Millennium, (Elsevier Science, Amsterdam, 2000) pp.1-18.
• 4) N. Saito, M. Takemoto, H. Suzuki and K. Ono: Trans. of the J. Soc. for Comp. Mater. 26 (2000) 227-235 (In Japanese). 10.6089/jscm.26.227
• 5) M.A. Hamstad, J. Gary and A. O'Gallagher: JAE 17 (1999) 37-47.

タイトルに関連する用語 (3件)： 弾性波 ,  シミュレーション ,  手法