抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Case 1またはObject Case Best-Worst Scaling(BWS)は,Maximum Difference Scalingとも称され,複数の項目に対する人々の選好性(相対評価)を測定するための質問調査法である。BWSの実行を主目的としたR(R core Team 2016)用パッケージとしては,2013年5月にComprehensive R Archive Networkで公開されたsupport.BWSパッケージがある。このパッケージの使用方法に関する,一般に入手可能な資料は英文に限られているために,日本語環境での利便性が低い。本稿では,BWSの適用手順を概観したうえで,BWSの選択肢集合の設計から項目の相対評価の計算までの作業をRで行う手順を日本語で解説した。