文献

J-GLOBAL ID：201702256029466321   整理番号：17A0302185

アラビドプシスにおけるアントシアニン生合成経路の活性化に両方microRNA858aとHY5によるMYBL2の抑制【Powered by NICT】

Repression of MYBL2 by Both microRNA858a and HY5 Leads to the Activation of Anthocyanin Biosynthetic Pathway in Arabidopsis

著者 (4件)： Wang Yulong (College of Life Science, Henan Agricultural University) ,  Wang Yiqing (College of Life Science, Henan Agricultural University) ,  Song Zhaoqing (College of Life Science, Henan Agricultural University) ,  Zhang Huiyong (College of Life Science, Henan Agricultural University)
資料名： Fenzi Zhiwu  (Fenzi Zhiwu)
巻： 9  号： 10  ページ： 1395-1405  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2651A  ISSN： 1674-2052  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の植物における広範な研究は,アントシアニン生合成プロセスは環境因子により影響を受け,洗練された調節ネットワークを介して多くの転写因子により調節されることを示した。しかし,はこのプロセスにおけるマイクロRNAの役割についてはほとんど不明である。miR858aはArabidopsis実生におけるアントシアニン生合成の正の調節因子であることを示した。miR858aの過剰発現は,アントシアニンの蓄積を促進するが,還元miR858a活性はSTTM858トランスジェニック植物におけるアントシアニンの低レベルをもたらした。miR858aは翻訳抑制により,アントシアニン生合成の重要な負の制御因子であるMYBL2の発現を阻害することを見出した。さらに,ELONGATEDH YPOCOTYL5(HY5)を直接MYBL2プロモーターに結合することを示したと特異的ヒストン修飾を介してその発現を抑制する。興味あることに,miR858aはHY5依存様式で光応答性発現を示すことを見出した。まとめると,これらの結果は,アントシアニン生合成を調節するための細胞機構としてのHY5MIR858a MYBL2ループを,転写と転写後調節の統合である光と他の環境要因に応答して適切なアントシアニン蓄積を支配するに重要であることを示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *生合成 ,  プロモーター領域 ,  *Arabidopsis ,  トランスジェニック植物 ,  実生 ,  *アントシアニン
準シソーラス用語： 環境要因 ,  転写後調節 ,  ヒストン修飾 ,  過剰発現 ,  調節因子 ,  マイクロRNA ,  遺伝子調節ネットワーク ,  環境因子 ,  *生合成経路 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： アントシアニン ,  MYBL2 ,  翻訳抑制 ,  miR858a ,  HY5

分類 (3件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  物質の代謝  (EH02050Q) ,  植物の生化学  (EH01050J)

タイトルに関連する用語 (4件)： アラビドプシス ,  アントシアニン ,  生合成経路 ,  活性化