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J-GLOBAL ID:201702256063276963   整理番号:17A1054733

ファイトプラズマに保存されたファイロジェン蛋白質は,花器官MADSドメイン蛋白質を分解することによって植物界全体に葉化を誘導する

Phytoplasma-conserved phyllogen proteins induce phyllody across the Plantae by degrading floral MADS domain proteins
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巻: 68  号: 11  ページ: 2799-2811  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ABCEクラスのMADSドメイン転写因子(MTF)は,被子植物における花成に重要な調節因子であるが,病原細菌のファイトプラズマの感染によって,これらの遺伝子の発現が異常となって葉化症状を引き起こす。本研究では,ファイトプラズマに保存された病原性因子であるファイロジェン蛋白質の機能について解析した。その結果,3つの異なる科に属する植物種において,ファイロジェンは葉化の症状を引き起こすことが明らかとなった。ファイロジェンはMTFと相互作用し,その分解を誘導するが,このことは,真性双子葉類と単子葉類を含む被子植物のみならず,裸子植物やシダ植物でも起こることが明らかとなった。こうした結果から,ファイロジェン蛋白質は,被子植物において葉化を誘導し,多様な植物種においてMTFの機能を阻害することが示唆された。
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分類 (2件):
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細菌による植物病害  ,  遺伝子発現 

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