文献
J-GLOBAL ID:201702256087572035   整理番号:17A1483611

NFKB1のヘテロ接合変異を損傷多様な免疫表現型をもたらす【Powered by NICT】

Damaging heterozygous mutations in NFKB1 lead to diverse immunologic phenotypes
著者 (42件):
資料名:
巻: 140  号:ページ: 782-796  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0182B  ISSN: 0091-6749  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
活性化されたB細胞(NF κB)シグナル伝達経路の核因子κ軽鎖エンハンサーは,免疫応答の重要な調節因子である。,いくつかのNF-κB経路遺伝子の変異は免疫不全を引き起こす。免疫不全と自己炎症の症状を呈した3名の非血縁フィンランド家系における疾患の原因を同定することを試みた。遺伝的連鎖解析および次世代シークエンシングとNFKB1とその変異対立遺伝子の機能的分析を適用した。全ての影響を受けた被験者では,NFKB1の新規ヘテロ接合性変異体を検出し,p50/p105をコードしていた。変異キャリアにおける症状は,変異に依存して異なっていた。患者は抗体欠損,易感染性,多臓器自己免疫を呈したp.I553M変異体を持つ。p.H67R置換を有する患者は,抗体欠損を有し,自己炎症性エピソード,Behcet病のアフタ,消化器疾患,熱性発作,および小血管血管炎特性を経験した。p.R157X停止利得をもつ患者は手術への過炎症性反応を経験し,増強されたインフラマソーム活性化を示した。機能分析ではp.R157X変異体を切断し,野生型蛋白質のプロテアソーム依存性分解を引き起こし,p50/p105の劇的な損失をもたらした。p.H67R変異体はp50の核侵入を減少させ,ルシフェラーゼレポーターアッセイにおいて減少した転写活性を示した。p.I553M変異はp50機能の変化を示さなかったが,還元p105りん酸化と安定性を示した。親和性精製質量分析はまた,両ミスセンス変異体は変化した蛋白質-蛋白質相互作用を導くことを示した。著者らの知見は,NFKB1の変異により引き起こされる表現型の範囲を広げ,自己炎症性疾患のサブセット,ベーチェット病のような,はNF-κB経路の遺伝子の珍しい単一遺伝子変異体に起因する可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学  ,  先天性疾患・奇形一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る