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J-GLOBAL ID:201702256116188243   整理番号:17A0705792

イソインジゴ系共役重合体の平面立体配座を増加させることによりファイバアラインメントの改善【Powered by NICT】

Improving fiber alignment by increasing the planar conformation of isoindigo-based conjugated polymers
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 286-293  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2466A  ISSN: 2052-1537  CODEN: MCFAC5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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数結晶粒界をもつ共役重合体の巨視的配向がキャリア輸送に必須である。分子立体配座は巨視的配列を達成する上で大きな役割を果たしていることが知られている。そこで本論文では,,イソインジゴとチエノ [3,2 b]チオフェン(IID TT),イソインジゴとビチオフェン(IIDDT)とイソインジゴとベンゾジチオフェン(IID BDT)の共重合体,一連のイソインジゴ系共役重合体の繊維配向に及ぼす分子立体配座の影響を調べた。長距離秩序膜をドロップキャスティングと溶媒蒸気増強ドロップキャスティング(SVE DC)によるIID TTで得られた。SVE DCにより得られたIID TT膜の二色比(DR)は他の二イソインジゴ系共役重合体(IIDDTとIID BDT),それぞれ1.07および1.33のそれよりも2.08高かった。SVE DCにより得られたIID TT膜中のフィブリルは分子骨格に沿って平行で成長させたが,IIDDTとIID BDTのフィブリルは両等方的であった。IID TT(イソインジゴとチエノ [3,2 b]チオフェン)のねじれ角は1.22°であったが,IIDDT(イソインジゴ及びチオフェン,チオフェン及びチオフェン)のねじれ角は0.97°と0.38°であるとIID BDT(イソインジゴとベンゾジチオフェン)のそれは1.32°であった。IID TTの分子立体配座は三種の共重合体の中で最も共平面である。IID TTのアルキル積層距離はIID TTの側鎖の相互作用は三種類の共役重合体の中で最も弱いことを示したIIDDT(19.25Å)とIID BDT(19.75Å)よりも20.96Å大きい。DRはアルキル積層距離の増加と共に増加した。IID TTにおける側鎖の弱い相互作用を並行して分子の再配列に有利であった。共平面立体配座はπ-π相互作用によって平行分子の鎖間集合を加速する平行線維を形成することができた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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重縮合  ,  太陽電池  ,  高分子固体の物理的性質 
タイトルに関連する用語 (5件):
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