低圧低酸素(4300 m)への急性曝露中の前腕血流量,酸素化および運動能力に対する経口硝酸ナトリウムの影響【Powered by NICT】

Gasier Heath G.; Reinhold Anthony R.; Loiselle Allison R.; Soutiere Shawn E.; Fothergill David M.

文献

J-GLOBAL ID：201702256128101607 整理番号：17A1464320

低圧低酸素(4300 m)への急性曝露中の前腕血流量,酸素化および運動能力に対する経口硝酸ナトリウムの影響【Powered by NICT】

Effects of oral sodium nitrate on forearm blood flow, oxygenation and exercise performance during acute exposure to hypobaric hypoxia (4300 m)

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資料名：
巻： 69 ページ： 1-9 発行年： 2017年
JST資料番号： W0926A ISSN： 1089-8603 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

酸素輸送の減少は,高高度での損傷運動能力に寄与している。血流は一酸化窒素(NO)により部分的に仲介されるので,著者らは模擬高度4300mの(低圧低酸素(HH))で行った前腕グリップ運動前硝酸ナトリウムは前腕血流量と酸素化を増加し,グリップ性能の低下を減少させるであろうと仮定した。二重盲検無作為化クロスオーバー試験で,10人の健康な被験者(男性9名,女性1名)がHHで常圧酸素正常状態(NN),プラセボの摂取後2.5時間と硝酸ナトリウム(15 mmol)におけるタスク失敗まで連続(CGrip)および反復リズム(RGrip)等尺性前腕運動を行い,海面気圧でのポストHHをした。測定は,前腕血流(FBF)と前前腕組織酸素化(StO_2),平均動脈血圧(MAP),動脈血O_2飽和(SpO_2),血漿NO反応生成物(NO_x),亜硝酸塩,および呼気中NO(PE_NO)を含んでいた。NNにおけるベースライン試験と比較して,HHでCGripとRGrip運動を実行する前腕血流量,SaO_2とStO_2,両CGripとRGrip運動における顕著な性能低下(~10%)を伴った応答の有意な減少をもたらした。硝酸塩消費後の血しょうNO_xレベルの10倍増加とCGrip運動中のMAPの有意な減少にもかかわらず,前腕血流量,SpO_2,StO_2,またはグリップ性能に対する治療(プラセボ対硝酸ナトリウム)の有意な主効果ではなかった。PE_NOはNN,HHと後HH条件プラセボとの間変化しなかったが,HHと後HHで硝酸塩補給後に増加した(~24%)。これらのデータは模擬高度4300mで健常成人における前腕血流と等尺性運動に及ぼす追加硝酸塩の単回摂取に利益を支持しないCopyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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食品の化学・栄養価 , 代謝異常・栄養性疾患一般

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