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J-GLOBAL ID：201702256171450300   整理番号：17A1055883

体液および細胞培養媒質中の粒状金属のバイオアクセシビリティ:毒性学的展望【Powered by NICT】

Particulate metal bioaccessibility in physiological fluids and cell culture media: Toxicological perspectives

著者 (10件)： Leclercq Berenice (IMT Lille Douai, Univ. Lille, SAGE - Departement Sciences de l’Atmosphere et Genie de l’Environnement, F-59000 Lille, France) ,  Leclercq Berenice (Univ. Lille, CHU Lille, Institut Pasteur de Lille, EA4483-IMPECS, France) ,  Alleman Laurent Yves (IMT Lille Douai, Univ. Lille, SAGE - Departement Sciences de l’Atmosphere et Genie de l’Environnement, F-59000 Lille, France) ,  Perdrix Esperanza (IMT Lille Douai, Univ. Lille, SAGE - Departement Sciences de l’Atmosphere et Genie de l’Environnement, F-59000 Lille, France) ,  Riffault Veronique (IMT Lille Douai, Univ. Lille, SAGE - Departement Sciences de l’Atmosphere et Genie de l’Environnement, F-59000 Lille, France) ,  Happillon Melanie (Univ. Lille, CHU Lille, Institut Pasteur de Lille, EA4483-IMPECS, France) ,  Strecker Alain (CH Wattrelos, Wattrelos, France) ,  Lo-Guidice Jean-Marc (Univ. Lille, CHU Lille, Institut Pasteur de Lille, EA4483-IMPECS, France) ,  Garcon Guillaume (Univ. Lille, CHU Lille, Institut Pasteur de Lille, EA4483-IMPECS, France) ,  Coddeville Patrice (IMT Lille Douai, Univ. Lille, SAGE - Departement Sciences de l’Atmosphere et Genie de l’Environnement, F-59000 Lille, France)
資料名： Environmental Research  (Environmental Research)
巻： 156  ページ： 148-157  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0574A  ISSN： 0013-9351  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 文献によると,少量の空中微粒子(PM_2)中の遷移金属の反応性酸素種産生を介して炎症性細胞応答を誘導する可能性がある。生理学的流体,すなわち,金属バイオアクセシビリティの粒子結合金属の溶解度は,溶液化学組成,粒子との接触時間,および固体対液体相比(S/L)のような因子によって決定された。本研究では,標的気管支コンパートメントに対するPM_2の細胞毒性と炎症性応答を研究する場合に正常ヒト気管支上皮細胞(NHBE)への潜在的影響を明らかにするためにPM_2-結合した金属バイオアクセシビリティは細胞培養培地を含む種々の生理的溶液中で評価した。異なる流体(H_2O,PBS,LHC IX培地,Gambleとヒト呼吸粘液COPD患者から採取した),種々のS/L条件(1/6000~1/100~から)及び曝露時間(624および72時間)は,都市PM_2 5試料で試験した。さらに,LHCでPM_2から金属の全,可溶性及び不溶性画分は,NHBE細胞(BEAS 2B)上に堆積したそれらの細胞毒性と炎症の可能性(すなわち,G6PDH活性,IL-6およびIL-8の分泌)を測定した。バイオアクセシビリティである解依存。より高い塩分や有機物含有量は元素によって変動しbioaccessibiliyを増加または阻害するかもしれない,複雑な粘液マトリックス中に観察された。S/L比の低下は,試験溶液に依存してバイオアクセシビリティへ影響を及ぼし,一方曝露時間は重要でないように思われた。粘液値に近い金属バイオアクセシビリティを誘導し,S/L比あるいは曝露時間によって少ししか影響されないとしてのLHC IX培地は良好な生理的指標であると思われる。不溶性画分のみがPM_2-誘発細胞毒性に関連していることができる。対照的に,可溶性および不溶性の両画分はサイトカインの分泌に関連している。PM_2の全,可溶性および不溶性画分のLHCで金属バイオアクセシビリティはBEAS-2B細胞で観察された単独,細胞毒性や炎症反応を説明しなかった。これらの知見は,バイオアクセシブル粒子に結合した金属と有機化学種の両方の相乗効果をより良く評価するために更なる毒性学的研究を行うために緊急の必要性を確認した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 相乗作用 ,  *金属 ,  *体液 ,  不溶性 ,  化学組成 ,  *毒物学 ,  細胞毒性 ,  *細胞培養 ,  粘液 ,  有機物 ,  炎症 ,  浮遊粒子状物質 ,  可溶性 ,  ヒト ,  溶解性
準シソーラス用語： *バイオアクセシビリティ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Bioaccessibility ,  微量金属 ,  粘液 ,  Cytotoxicity ,  炎症

分類 (2件)： 粒状物調査測定  (SB03060E) ,  人間に対する影響  (EE05050C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 体液 ,  細胞培養 ,  媒質 ,  バイオアクセシビリティ ,  毒性学 ,  展望