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J-GLOBAL ID:201702256178831949   整理番号:17A1579959

ケルセチンはp38マイトジェン活性化蛋白質キナーゼシグナル伝達経路を阻害することにより,ラットの脊髄損傷後のグリア瘢痕形成と軸索再生に対する影響を抑制することができる。【JST・京大機械翻訳】

Effects of quercetin on glial scar formation and axonal regeneration after acute spinal cord injury in rats and its association with p38 mitogen activated protein kinase signal pathway
著者 (6件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 249-255  発行年: 2017年 
JST資料番号: C2790A  ISSN: 1671-7600  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:ラット脊髄損傷(SCI)後のグリア瘢痕形成及び軸索再生に対するケルセチンの影響及びp38マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)シグナル伝達経路との関連を検討し、さらにケルセチンのSCIに対する保護作用と機序を解明する。方法:128匹の雌性Sprague-Dawleyラット(SD)を,4つの群(n=32)にランダムに分けた。対照群(SCI+saline)、介入群(SCI+quercetin+anisomycin)、治療群(SCI+quercetin)と偽手術群。偽手術群は椎弓切除術のみを行い、残りの3群は改良Allen法によりSCIモデルを作製した。損傷の前後に,Basso Beattie Bresnahan(BBB)の運動機能のスコアを評価するために,手術前のBasso Beattie Bresnahan(BBB)を使用した。p38MAPK,p38MAPKのリン酸化(p-p38MAPK),グリア線維酸性蛋白質(GFAP),および神経絹蛋白質-200(NF-200)の発現を,手術後に測定した。免疫組織化学法により各群の脊髄のGFAPとNF-200発現を測定し、損傷後28日に各群の脊髄にヘマトキシリン-エオシン染色を行った。結果:術後7,14,28日の治療群のBBBスコアは対照群と介入群より高く,術後3,7日SCI群の損傷脊髄組織におけるp38MAPKのリン酸化レベルは偽手術群より高かった。術後3,7,14日の治療群のp38MAPKのリン酸化レベルは対照群と介入群より低く,以上の差異は統計学的有意差があった(P<0.05)。術後28日に,p38MAPKのリン酸化レベルに有意差は認められなかった(P>0.05)が,SCI群におけるNF-200およびGFAP陽性細胞の数は,偽手術群よりも有意に高かった(すべてのP<0.05)ことが示されたが,すべての時点で有意差は認められなかった(P>0.05)。治療群のNF-200陽性細胞数は対照群及び介入群より高く、術後7、14、28日の治療群のGFAP陽性細胞数は対照群と介入群より低く、以上の差異はいずれも統計学的有意差が認められた(P<0.05)。結論:ケルセチンはp38MAPKシグナル伝達経路の活性化を抑制し、損傷した脊髄瘢痕の形成を減少させ、損傷脊髄組織中の軸索再生を促進し、それによりSCI後の脊髄損傷に対する保護作用を実現する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 

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