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J-GLOBAL ID:201702256226771832   整理番号:17A1438795

千年スケールの気候イベント期間中の中層大西洋における炭素貯蔵【Powered by NICT】

Carbon storage in the mid-depth Atlantic during millennial-scale climate events
著者 (4件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 780-795  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0538A  ISSN: 0883-8305  CODEN: POCGEP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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炭素同位体極小はハインリッヒ亜氷期1(HS1, 14.5 17.5 kyr BP)と新ドリアス期(YD, 11.5 12.9 kyr BP)中の中層大西洋の普遍的な特徴であった,その原因は不明である。最近の証拠は,北大西洋過程はδ~13C異常を誘発し,最もありそうなドライバである大西洋子午面オーバーターニング循環(AMOC)の弱化を伴うことを示した。モデルシミュレーションは,AMOCの減速は,大西洋における中層水の滞留時間を増加させ,呼吸された炭素の蓄積をもたらすことを示唆した。ここでは,底生有孔虫B/Ca,[CO_3~2-]の指標を用いた南大西洋におけるΣCO_2変動を評価した。ブラジル縁辺上の~2km水深から複製された高分解能B/Ca記録を用いて,[CO_3~2 ]は,AMOCの見かけの弱化とHS1及びYD,同期時に減少することを示した。[CO_3~2-]応答はHS1の間の熱帯北大西洋におけるより小さく,はδ~13Cのそれに類似した[CO_3~2 ]信号の南北勾配であることを示した。ΣCO_2に含まれる変動はモデルの結果と一致している,炭素は一時的に千年規模の亜氷期事象中の中層大西洋における隔離されることを示唆した。炭素同位体物質収支を用いて,ブラジル縁辺におけるHS1δ~13C信号の約75%が再石灰化炭素の蓄積によって駆動される,最終退氷期間中のδ~13Cの非保存挙動を強調したと推定した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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第四紀  ,  海洋地質学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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