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J-GLOBAL ID：201702256234909768   整理番号：17A1536445

XPBD:Position-Based Simulation of Compliant Constrained Dynamics【CG技術の実装と数理2017】研究報告

著者 (1件)： 中川展男 (ポリフォニー・デジタル)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2017  号： CG-167  ページ： Vol.2017-CG-167,No.10,1-2 (WEB ONLY)  発行年： 2017年09月12日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者はMotion in Games2016でMiles Macklinらが発表した論文“XPBD:position-based simulation of compliant constrained dynamics”[1]を追実装し【CG技術の実装と数理2017】で論文概要の紹介を行う予定である。この論文は,Position-Based Dynamics(PBD)[2]と呼ばれる手法にあったイテレーション回数やタイムステップの大きさによって剛性値(stiffness)が変化してしまう問題を解決するためにeXtended Position-Based Dynamics(XPBD)という手法を提案している。XPBDを用いることで,任意の弾性・散逸エネルギーポテンシャルを正確かつ効率的に陰解法で解くことが可能となり,さらにXPBDでは,拘束力による力の推定が可能になるため切断可能ジョイント(breakable joints)や,触覚フィードバックが求められる場面などのより広い応用が可能となった。XPBDを用いることでPBDのシンプルさと堅牢性を保ったまま,より計算コストの高い非線形ニュートン解法と比較しても視覚的に遜色ない結果を生み出せる。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンピュータグラフィックス ,  システムダイナミックス ,  解法 ,  計算機シミュレーション ,  画像処理
準シソーラス用語： クロスシミュレーション ,  ポジションベースダイナミックス ,  陰解法

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (4件)：

• Miles Macklin, Matthias M?ller, Nuttapong Chentanez.: XPBD: position-based simulation of compliant constrained dynamics., MIG ’16 Proceedings of the 9th International Conference on Motion in Games, Pages 49-54, (2016).
• Matthias M?ller, Bruno Heidelberger, Marcus Hennix and John Ratcliff.: Position based dynamics, Journal of Visual Communication and Image Representation Volume 18 Issue 2, April, 2007, Pages 109-118, (2007)
• Obi Cloth 3.0 for Unity 入手先 <http://blog.virtualmethodstudio.com/2017/01/obicloth-3-0-for-unity-whats-new/> (2017.08.15).
• 筆者のgithubページ, 入手先<https://github.com/nobuonakagawa> (2017.08.15).

タイトルに関連する用語 (4件)： CG ,  実装 ,  研究 ,  報告