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J-GLOBAL ID：201702256257983680   整理番号：17A0705653

異なる相対湿度での多層カーボンナノチューブへの揮発性有機化合物の吸着のための線形自由エネルギー関係:有機粘土と活性炭との比較【Powered by NICT】

Linear free energy relationships for the adsorption of volatile organic compounds onto multiwalled carbon nanotubes at different relative humidities: comparison with organoclays and activated carbon

著者 (4件)： Li Mei-syue (Department of Agricultural Chemistry, National Taiwan University, Taipei 106, Taiwan. [e-mail]) ,  Wang Reuben ,  Fu Kuo Dave Ta ,  Shih Yang-hsin
資料名： Environmental Science: Processes & Impacts  (Environmental Science: Processes & Impacts)
巻： 19  号： 3  ページ： 276-287  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1160A  ISSN： 2050-7887  CODEN： ESPICZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンナノチューブ(CNTs)上の揮発性有機化合物(VOCs)の収着係数の正確な予測は,放出されたナノ材料搬送汚染物質の効果的なVOC除去プロセスとリスク評価を開発するために非常に重要である。線形自由エネルギー関係(LFER)手法で,多層CNTs(MWCNTs)上の揮発性有機化合物の吸着機構を調べるために適用した。17VOCsの気-固分配係数(log K_d)は0%,55%,と90%相対湿度(RH)で測定した。空洞/分散相互作用は一般的に全てのRH例に最も影響する吸着機構。水素受容性相互作用は低下したがRHの増加中一定水素供与相互作用を持つ,VOCの酸性度は,MWCNT表面との収着相互作用を形成する上で重要なことを示唆した。さらに,MWCNTsと他の収着剤上での揮発性有機化合物のlog K_dの比較は,MWCNTの収着性能は,良好な部位アベイラビリティと立地特性によるRHの広い範囲にわたって非常に安定であることを明らかにした。さらに,全てのRHにおける全ての6種類の吸着剤,水素結合能の正の寄与は水に完全に収着剤の見出された負のものに比べて,収着剤表面上の水素結合ドナーとアクセプターが気相中の収着に寄与することを示した。結論として,LFER派生係数は吸着剤へのVOC吸着の性能予測と効率的なVOC除去システムの設計を容易にするために有用である。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 酸性度 ,  吸着剤 ,  水素 ,  収着 ,  *相対湿度 ,  気相 ,  収着剤 ,  *多層 ,  水素結合 ,  相互作用 ,  *多層カーボンナノチューブ ,  *吸着 ,  汚染物質 ,  *揮発性有機化合物
準シソーラス用語： 吸着機構 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (7件)： 相対湿度 ,  多層カーボンナノチューブ ,  揮発性有機化合物 ,  吸着 ,  線形自由エネルギー関係 ,  有機粘土 ,  活性炭