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J-GLOBAL ID：201702256285329576   整理番号：17A1180047

人工海綿骨構造における骨セメント配分解析【Powered by NICT】

Bone cement allocation analysis in artificial cancellous bone structures

著者 (8件)： Zderic Ivan (AO Research Institute Davos, Davos, Switzerland) ,  Steinmetz Philipp (AO Research Institute Davos, Davos, Switzerland) ,  Benneker Lorin M. (Department of Orthopedic Surgery, Inselspital, Berne University Hospital and University of Berne, Berne, Switzerland) ,  Sprecher Christoph (AO Research Institute Davos, Davos, Switzerland) ,  Rohrle Oliver (Institute of Applied Mechanics and Stuttgart Research Centre for Simulation Technology, Stuttgart, Germany) ,  Windolf Markus (AO Research Institute Davos, Davos, Switzerland) ,  Boger Andreas (Faculty of Engineering Sciences, Ansbach University of Applied Sciences, Ansbach, Germany) ,  Gueorguiev Boyko (AO Research Institute Davos, Davos, Switzerland)
資料名： Journal of Orthopaedic Translation  (Journal of Orthopaedic Translation)
巻： 8  ページ： 40-48  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2976A  ISSN： 2214-031X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 椎体形成術時に発生する潜在的に最も重篤な有害事象の一つは,セメント漏出である。セメント充填術前計画すれば,患者に関連するリスクを低減できた。これはセメント流挙動のより良い理解を必要とする。それ故,本研究の目的は,シミュレートされた段階的注入時の人工不均一海綿骨構造における骨セメント分布を調べることであった。四つの異なった色の1mLのセメント部分は,シミュレートされた漏れ経路を持つ六の開放多孔質アルミニウム発泡体モデルへの段階的注入した。各モデルは,続いて断面と高分解能画像を,続いてカニューレの後挿入についての仮定に基づく解剖学的配置であった。36等距離ビーム(0° 350°)の動径グリッドを各セメント部分(全長)とすべての四部分の半径方向長さを測定する(境界までの距離)により,各ビームに沿ったセメント流れを評価するために適用した。注入測定から独立して,0~20セメント部分の粘度は最初の開始と最後の注射の終了に対応する時間点で測定した。境界でいくつかの拡散色転移にもかかわらず,異なる色のセメント部分間の混入は認められなかった。最初の三注入セメント部分の各々の全長と境界までの距離の二最高値は両側120°,240°および250°ビームに沿ったカニューレへの前方および60°ビームに沿った後外側方向が示唆された。第四セメント部分の二最大全長は170°と180°ビームに沿ったカニューレの方向に登録した。過去三注入部分のそれぞれに対して,また,境界までの距離の全長の標準偏差は前両側120°,150°,240°及び250°ビームに沿ったカニューレに方向に二最高値10°ビームに沿ったカニューレの方向と反対であった。最初のセメント部分の二つの最大値は,70°と350°ビームに沿った後両側を記録したカニューレした。第四セメント部分の全長と境界までの距離の標準偏差を平均の値は最初のセメント部分(p≦0.020)と比較して有意に高かった。最初の注入の開始での動的粘度は343±108Pasであり,四番目の注入の終わりで659±208Pasに増加した。模擬漏れ経路はセメント分布の均一性に影響を及ぼす最も重要な有害注入因子であると考えられた。この分布の分散を引き起こす他の有害因子をシミュレートした骨髄で表された。しかし,注入セメント量のかなり均一な分布,1ユニットとして考える,を用いて,セメントの中粘度に帰することができる。最後に,45Sの短待ち時間,段階的注入法はセメント漏出を防止するには無効であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 粘度 ,  患者 ,  *海綿骨 ,  気泡 ,  カニューレ ,  標準偏差 ,  多孔性 ,  *骨セメント ,  解剖学 ,  *セメント ,  骨髄 ,  半径方向 ,  待ち時間
準シソーラス用語： 発泡体 ,  有害事象 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 骨セメント漏出 ,  流動挙動 ,  泡模型 ,  術前計画 ,  椎体形成術

分類 (1件)： 中毒一般  (GD06010Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 人工 ,  海綿骨 ,  骨セメント ,  配分 ,  解析