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J-GLOBAL ID:201702256403021011   整理番号:17A1707691

クリミア・コンゴ出血熱ウイルスに対する広範な中和モノクローナル抗体の同定【Powered by NICT】

Identification of broadly neutralizing monoclonal antibodies against Crimean-Congo hemorrhagic fever virus
著者 (6件):
資料名:
巻: 146  ページ: 112-120  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0654B  ISSN: 0166-3542  CODEN: ARSRDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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クリミア・コンゴ出血熱(CCHF)の重大な公衆衛生への影響にもかかわらず,原因薬剤を標的とする抗ウイルス薬の有効性,CCHFウイルス(CCHFV),はいまだに論争の余地がある。CCHFV糖蛋白質Gcを標的とする中和モノクローナル抗体(MAb)をプロトタイプCCHFV歪,IbAr10200による攻撃からマウスを保護することが報告されている。しかし,CCHFV糖蛋白質の広範な配列多様性のために,これらのMAbsは,他のCCHFV株を中和するかは不明である。最初11VLP部分を生成し,各々がアフリカ,アジア,中東,欧州南東部のいずれかで分離された遺伝的に多様なCCHFV株由来の糖蛋白質を有するにCCHFウイルス様粒子(VLP)システムを使用した。バイオセーフティレベル2条件におけるこれらのVLPを用いMAb交差中和能を効率的に選別する。試験した16種類のMAbのうち,3(8A1,11E7および30F7)は最もCCHF VLPで交差中和活性を示し,試験した全てのVLPを中和8A1であった。結合研究はMAbのどれも同じエピトープに競合しないことを示唆しているが,11E7,30F7,または両方11E7および30F7を組み合わせた8A1とこの系における中性化の増加に及ぼす相加効果を持っていなかった。VLPシステムから得た著者らの結果を確認するために,歪交差中和できる3種類のMAbはin vitroで5の多様なCCHFV株を効率的に中和することを確認した。MAbの中和濃度の存在下で継代CCHFV株はその後の中和に耐性回避変異体を発生しなかった。本研究では,多重CCHFV株に対する中和スクリーニングMAbのVLP系の有用性を実証し,単一MAbはin vitroで多様なCCHFV株の数,将来CCHF治療法の開発につながる可能性があることを中和できることの最初の証拠を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
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抗ウイルス薬の基礎研究  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  生物学的機能  ,  ウイルスの生化学 

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