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J-GLOBAL ID:201702256422977230   整理番号:17A0210752

ERKは染色体整列において役割を果たし,M期進行に関与する

ERK Plays a Role in Chromosome Alignment and Participates in M-Phase Progression
著者 (8件):
資料名:
巻: 117  号:ページ: 1340-1351  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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細胞増殖に必要な細胞分裂は,各娘細胞が染色体の完全な1セットを受け継ぐプロセスである。紡錘体は染色体の整列と分離のための装置である。細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK)1/2は細胞周期進行,特にM期の間に非常に重要な役割を果たす。紡錘体との結合が報告されているが,紡錘体の動態やM期進行におけるERKが果たす正確な役割は解明されていない。本研究において,筆者らはM期進行と染色体整列におけるERKの役割を精査するためMEK阻害剤,U0126およびGSK1120212を用いた。蛍光顕微鏡法は,有糸分裂開始時のERKの上流のキナーゼの1つであるSrcキナーゼとは独立に紡錘体微小管にERKが局在することを明らかにした。ERK阻害は,前期細胞数の増加と,後期細胞数の減少を誘導する。タイムラプスイメージングはERK阻害が染色体整列を撹乱し,それにより細胞が後期に入ることを阻止することを明らかにした。これらの結果は,ERKが染色体整列の調節によりM期進行において役割を果たすことを示唆し,ERKシグナリングの異常が癌細胞を産み出すかもしれない機構の1つを立証する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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発癌機序・因子  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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