文献
J-GLOBAL ID:201702256428952175   整理番号:17A1552021

確率的トラクトグラフィーと連結性に基づく分析により同定された非神経精神性全身性エリテマトーデス患者における白質構造ネットワークの変化【Powered by NICT】

Alterations of white matter structural networks in patients with non-neuropsychiatric systemic lupus erythematosus identified by probabilistic tractography and connectivity-based analyses
著者 (9件):
資料名:
巻: 13  ページ: 349-360  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3179A  ISSN: 2213-1582  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
全身性エリテマトーデス(SLE)は,中枢神経系に影響を及ぼし,精神神経症状を示すことが慢性炎症性雌に優勢な自己免疫疾患である。精神神経症状(非中枢神経ループス(NPSLE)無しのSLE患者で,最近の拡散テンソルイメージング研究は,それらの脳における白質異常を示した。本研究では,確率論的トラクトグラフィーと連結性に基づく解析を用いて非中枢神経ループス(NPSLE)患者における全脳白質構造連結性を調べた。29非中枢神経ループス(NPSLE)患者の全脳構造ネットワークおよび29人の健康な対照(HC)を検討した。構造ネットワークは地域間確率的接続性を構築した。グラフ理論分析は,位相的性質を調べるために実施した,ネットワークに基づく統計は非中枢神経ループス(NPSLE)患者と対照間の地域間接合部の変化を評価した。HCと比較して,非中枢神経ループス(NPSLE)患者は有意に減少した大域的および局所的ネットワーク効率を立証し,増加した特性経路長さを示した。この知見は,大域的な統合および局所的種分化が障害されていたことを示唆した。非中枢神経ループス(NPSLE)患者の前頭葉,後頭葉,帯状地域における地域特性(ノード効率と程度)が著しく変化し,疾患活動性指数と負に相関した。ノード度により測定したハブの分布パターンは患者群で変化した。最後に,非中枢神経ループス(NPSLE)群は左正中帯状中心成分で減少した構造的結合性を示し,左楔前部中心成分と右中側頭葉中心成分の連結性を増加させた。本研究は非中枢神経ループス(NPSLE)患者における白質ネットワークの変化したトポロジー的構成を明らかにした。さらに,本研究は非中枢神経ループス(NPSLE)患者における機能的および神経認知障害の基礎となる構造破壊への新しい洞察を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  神経の基礎医学  ,  精神障害 

前のページに戻る