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J-GLOBAL ID:201702256465260478   整理番号:17A1603851

循環腫瘍細胞の多重捕捉/放出サイクルをプログラムするための有機生体電子プラットホームとしてのポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)-ナノ繊維マット

Poly(3,4-ethylenedioxythiophene)-Based Nanofiber Mats as an Organic Bioelectronic Platform for Programming Multiple Capture/Release Cycles of Circulating Tumor Cells
著者 (12件):
資料名:
巻:号: 36  ページ: 30329-30342  発行年: 2017年09月13日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,先ず,1-ステップ電気紡糸を利用してポリ(エチレンオキシド)(PEO)/ポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン):ポリスチレンスルホナート(PEDOT:PSS)コア/殻ナノ繊維マットを合成した。次いで,このナノ繊維構造に,チップ上における稀少循環腫瘍細胞(CTCs)の捕捉/放出機能を動的制御するために,3次元PEDOT-基盤ナノ繊維デバイスで被覆したビオチン化ポリ-(L-リジン-graft-エチレングリコール)(PLL-g-PEG-ビオチン)を組込んだ。このPED/PEDOT:PSSナノ繊維マットから成る有機生体電子プラットホームを用いて循環腫瘍細胞の捕捉/放出挙動を詳細に検討した。その結果,五-パターン化ITOフィンガー電極上に堆積するナノ繊維マットは,各単独電極の活性化を介して稀少CTCsの単離,検知,連続収集,および豊富化のための機能的生体電子界面として優れた候補であることが立証された。この組合わせによって,抗体ポジティブ細胞に対して高捕捉収率を示し,抗体ネガティブ細胞に対しては接着抵抗を示す理想モデル系が構築された。このPEDOT:PSSの電気化学的特性を利用して捕捉した稀少腫瘍細胞は,デバイス表面PLL-g-PEG-ビオチンの脱着現象を介して放出される。すなわち,標的腫瘍細胞の90%以上が捕捉され,そのうちの87%強が放出されて回収することができた。
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞・組織培養法 

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