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J-GLOBAL ID：201702256590787333   整理番号：17A1100634

成績向上に向けた事例学習法 誌上バーンミーティング 第10回 農家に学ぶ

著者 (1件)： 出雲将之 (雪印種苗)
資料名： 養牛の友
号： 498  ページ： 50-53  発行年： 2017年09月01日 
JST資料番号： L4047A  ISSN： 0385-0897  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 和牛経営には繁殖経営,肥育経営,繁殖肥育一貫経営などがある。誌上においてバーンミーティング形式で紹介した各農場の特徴から,成績向上への共通の取り組みについて技術的根拠とともに考察を加えて述べた。繁殖牛の管理では,お産が軽く,生まれてくる子牛が丈夫になるなどの経験に基づき,分娩前に増し飼いに取り組んでいた。また,ウシをよく観察することで,分娩間隔が短く,繁殖成績を良好でき,売り上げを増やしていた。子牛育成の哺育期管理では親付け哺育と人工哺育が行われていた。親付けの場合は追加哺乳と母牛の改良などが行われ,人工哺育では哺乳量を管理して発育を促していた。どちらも離乳に向けて徐々に哺乳量を減らし,スターターの摂取量を増加させ,栄養を充足させながら離乳に至る方法が行われていた。離乳後の管理では,子牛が1頭ずつ均等に飼料を食べられるようにするための工夫が行われた。またウシの腹づくりのため,配合飼料は5~6か月齢で給与量は上限とし,乾草を細断するなどして,乾草の摂取量を高めるための取り組みが行われていた。

シソーラス用語： *肉牛 ,  *飼育管理 ,  畜産業 ,  農業経営 ,  *繁殖管理 ,  *家畜栄養 ,  母親 ,  子供 ,  周産期 ,  分娩 ,  その場観察 ,  間隔 ,  生殖能力 ,  受胎率 ,  経済効果 ,  哺乳 ,  母乳 ,  離乳 ,  飼料 ,  摂食 ,  栄養状態 ,  配合飼料 ,  乾草
準シソーラス用語： スターター飼料 ,  給餌量 ,  飼料摂取量 ,  人工哺育 ,  繁殖成績 ,  分娩間隔 ,  *和牛 ,  哺乳量

分類 (2件)： 牛  (FD02020Y) ,  繁殖管理  (FD01030C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 成績 ,  事例学習 ,  バーン ,  農家