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J-GLOBAL ID:201702256597456991   整理番号:17A0337339

ナノ銀の細胞毒性効果は細胞培養媒体中のクロリド濃度と有機化合物の存在に硬度に依存する

Cytotoxic effects of nanosilver are highly dependent on the chloride concentration and the presence of organic compounds in the cell culture media
著者 (6件):
資料名:
巻: 15  号: Jan  ページ: 15:5 (WEB ONLY)  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7030A  ISSN: 1477-3155  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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(背景):ナノ銀はその抗細菌性のため,工業用,消費者用あるいは医療用製品への使用に大きな展望を持つ。しかしヒト細胞への銀ナノ粒子の効果の機構はまだ議論されている。本報で,培養液のクロリド濃度と血清濃度がナノ銀の細胞毒性に及ぼす効果を評価した。(結果):著者らの結果はナノ銀毒性が培養培地の組成に強く依存することを示した。クロリド濃度と炭素含有率は銀の凝集と複合体生成に影響し,ナノ銀の溶解とフリー銀イオン(Ag+)の利用可能性も培地組成で影響された。懸濁液中の銀粒子および溶解した銀複合体にさらされたときのみ,いかなる条件下でも細胞はその効果を受けなかった。ナノ銀集合体および銀複合体はあまり可溶性でなかった。こうして,培養皿の低部で成長中の細胞は沈降したナノ銀凝集体および沈殿した銀複合体に曝された。バルク溶液中の銀濃度に比較して局所的に細胞表面上の銀濃度は非常に高かった。ナノ銀の細胞毒的効果は沈殿した銀複合体と有機銀化合物の組み合わせの効果でフリー銀イオンの場合とは相違した。(結論):ヘルスケア製品における銀被覆はその静菌性あるいは抗菌性に基づく。ある種の化合物の毒性評価はしばしばそのin vitro試験に基づく。他の研究結果と比較するとき,ヒト細胞培養を用いてのナノ銀の細胞毒性評価はよく理解されよくコントロールされた培養条件下でおこなわれなければならない。バクテリアコロニー形成防止のためのインプラント被覆用途に異なった生物系を評価するとき,眞核性生物と原核性生物の比較に当たっては,特にそうである。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞・組織培養法  ,  細胞分裂・増殖  ,  滅菌法  ,  無機化合物一般及び元素 

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