文献

J-GLOBAL ID：201702256611852131   整理番号：17A1058823

統合CFD化学反応速度論を用いた大型2ストローク舶用エンジン様条件下での硫黄酸化物および硫酸の時間的および空間的進化のモデル化【Powered by NICT】

Modelling of temporal and spatial evolution of sulphur oxides and sulphuric acid under large, two-stroke marine engine-like conditions using integrated CFD-chemical kinetics

著者 (7件)： Pang Kar Mun (Department of Mechanical Engineering, Technical University of Denmark, Nils Koppels Alle, 2800 Kgs. Lyngby, Denmark) ,  Karvounis Nikolas (Department of Mechanical Engineering, Technical University of Denmark, Nils Koppels Alle, 2800 Kgs. Lyngby, Denmark) ,  Walther Jens Honore (Department of Mechanical Engineering, Technical University of Denmark, Nils Koppels Alle, 2800 Kgs. Lyngby, Denmark) ,  Walther Jens Honore (Chair of Computational Science, ETH Zuerich, Clausiusstrasse 33, ETH-Zentrum, CLT F 11, CH-8092 Zuerich, Switzerland) ,  Schramm Jesper (Department of Mechanical Engineering, Technical University of Denmark, Nils Koppels Alle, 2800 Kgs. Lyngby, Denmark) ,  Glarborg Peter (Department of Chemical and Biochemical Engineering, Technical University of Denmark, Soltofts Plads, 2800 Kgs. Lyngby, Denmark) ,  Mayer Stefan (MAN Diesel & Turbo SE, Teglholmsgade 41, 2450 Copenhagen SV, Denmark)
資料名： Applied Energy  (Applied Energy)
巻： 193  ページ： 60-73  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0097A  ISSN： 0306-2619  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,大型低速二ストローク舶用ディーゼルエンジン中の硫黄酸化物(SO_x)と硫酸(H_2SO_4)形成過程の三次元計算流体力学(CFD)研究を行った。電流数値研究は二酸化硫酸(SO_2)の変換三酸化硫酸(SO_3)と腐食摩耗現象をより良く理解するために必要条件であるH_2SO_4凝縮の可能性を調べることを目的とする。これは多成分代理モデルの実装,骨格n-ヘプタン機構と還元硫黄サブセット機構から成るを用いて達成した。本研究では,結合したCFD化学反応速度モデルの性能は,定性的および定量的両方法を用いて評価した。モデル化の結果は,骨格モデルにより予測されたSO_xの時間的および空間的発達はベース機構によるものと類似していることを示す。燃料硫黄含有量,旋回速度,注入の開始,掃気圧力と湿度の変化に対応したSO_3変換SO_xと関連するSO_2の変化の予測は,文献からの数値と実験結果と定性的に一致した。モデルは,低負荷で測定したSO_2SO_3への変換レベル,低掃気圧力と低負荷,高い掃気圧力症例を用いて評価した。シミュレーションと測定した転化率レベルの絶対値は近いが,前者はより高いと思われる。電流結果は,火炎は上死点近傍のシリンダライナで衝突することを示した。ガスは壁面温度により急速に冷却し,局所温度は600K以下であり,H_2SO_4は領域で生成される。煙道ガス相関関係に基づいて,酸露点温度が壁面温度よりも高く,酸縮合は,シリンダライナの頂部での初期始めるかもしれないことを示唆した。予測分布はサービス機関で観測された腐食部分の分布と良く一致した。モデルは,この燃焼システムにおける潤滑油膜とH_2SO_4凝縮にSO_2吸収の速度をシミュレートするために重要なツールとして役立つことが期待される。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *硫黄 ,  *硫酸 ,  掃気 ,  凝縮 ,  予測 ,  *反応速度論 ,  *酸化 ,  *モデリング ,  煙道ガス ,  計算流体力学 ,  腐食 ,  *船用機関 ,  *モデル ,  *酸化硫黄 ,  シリンダライナ

著者キーワード (5件)： 燃焼 ,  重質燃料油 ,  硫酸酸化物 ,  硫酸 ,  海洋エンジン

分類 (1件)： エネルギー利用と環境との関係  (LE01000E)

タイトルに関連する用語 (9件)： 統合 ,  化学反応速度論 ,  大型 ,  ストローク ,  舶用エンジン ,  硫黄酸化物 ,  硫酸 ,  進化 ,  モデル化