抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東芝機械で(株)では,各軸の送り速度を従来機の2倍以上に設定した,以下の主軸の異なる3機種のラインアップで構成されたBMシリーズと称する新しい横型マシニングセンタを開発し,これを紹介した。(1)BM-Q:直径200mm,繰り出し量300mmのクイル主軸を持ち,ワークへの柔軟なアプローチが出来る,(2)BM-U:ユニバーサルヘッドを搭載し,複雑形状の加工が出来る,(3)BM-H:主軸回転速度20,000/分の高速主軸を持ち,金型仕上げ加工やアルミ部品の高速仕上げ加工が可能。これらの機種には同社製制御装置の最新版TOSNUC PX200を標準装備した。またロータリシャトルパレット交換方式を採用したAPC装置を標準装備し自動化に貢献している。また,本稿では超精密立形加工機UVMシリーズの中で大型ワーク対応の5軸機UVM-700E(5AD)の特長と性能を紹介した。本シリーズは自動車照明用光学部品の高精度化要求に応えるために開発されたもので,高品位仕上げが可能である。700E(5AD)は主軸側とワーク側それぞれに旋回軸を1軸ずつ配置する主軸頭テーブル旋回形の5軸構成で,直線3軸には本シリーズ従来機同様のコア付きリニアモータ駆動を採用し,リニアスケールの検出単位0.5nm,最小設定単位10nmとした。加工事例として自動車照明用光学部品金型の事例を2種示した。