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J-GLOBAL ID：201702256680246774   整理番号：17A1962909

古代と現代のDaphnia pulicaria遺伝子型におけるクロルピリホスに対する耐性の生化学的機構の評価【Powered by NICT】

Assessment of biochemical mechanisms of tolerance to chlorpyrifos in ancient and contemporary Daphnia pulicaria genotypes

著者 (4件)： Simpson Adam M. (Oklahoma State University, Stillwater, OK 74078, United States) ,  Simpson Adam M. (Penn State Erie, The Behrend College, Erie, PA 16563, United States) ,  Jeyasingh Punidan D. (Oklahoma State University, Stillwater, OK 74078, United States) ,  Belden Jason B. (Oklahoma State University, Stillwater, OK 74078, United States)
資料名： Aquatic Toxicology  (Aquatic Toxicology)
巻： 193  ページ： 122-127  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0823B  ISSN： 0166-445X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非標的分類群における環境汚染物質への耐性の進化は,対照的な曝露を経験した現存する個体群を比較することによって研究されている。以前の研究は,Daphnia pulicariaの個体群からの「復活」遺伝子型は殺虫剤クロルピリホスに対する感受性の時間的変動を表すことを示した。古代遺伝子型(1301 1646AD.)は,平均して現代の遺伝子型と比較してこの化学に敏感で(1967 1977AD.)。耐性の生理的機構を決定するために,一連の生化学分析は,三の古代遺伝子と三現代の遺伝子型に行った;これら六遺伝子型は集団内で最も高感度で最も耐性表現型を示した。代謝耐性機構は急性毒性試験を用いて評価したが,標的部位耐性はin vitroでアセチルコリンエステラーゼ(AChE)アッセイにより評価した。i)毒性代謝物クロルピリホスオキソン(CPF-オキソン)とii)ピペロニルブトキシド(PBO)と共適用したCPFオキソン,既知のフェーズI代謝阻害剤を用いて行った急性毒性試験。両シリーズ毒性試験の耐性および感受性遺伝子型間の感受性の平均変動を減少させた。CPF-Oへの曝露は,感受性の4.7倍と1.6倍差から視差を減少させた。PBOの添加は更に感度の1.2倍差変動を減少させた。in vitroアセチルコリンエステラーゼアッセイは構成的活性または標的部位感受性の有意な差異を生じたない。これらの知見は,フェーズI解毒を含む経路および/またはクロルピリホスの生体内活性化は,この個体群における耐性の小進化の軌跡を決定する上で重要な役割を果たすことを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： in vitro実験 ,  毒性試験 ,  *反応機構 ,  代謝産物 ,  生化学的分析 ,  表現型 ,  *遺伝子 ,  アセチルコリンエステラーゼ ,  *遺伝子型 ,  個体群 ,  毒性 ,  経時変化 ,  代謝阻害 ,  窒素複素環化合物 ,  有機塩素化合物 ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： 急性毒性試験 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ミジンコ ,  クロルピリホス ,  抵抗 ,  アセチルコリンエステラーゼ ,  復活生態学

分類 (2件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  水質汚濁一般  (SB02010U)

物質索引 (1件)： クロルピリホス

タイトルに関連する用語 (8件)： 古代 ,  Daphnia ,  Pulicaria ,  遺伝子型 ,  クロルピリホス ,  耐性 ,  生化学 ,  評価