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J-GLOBAL ID:201702256779461863   整理番号:17A0222574

NanoLuc(NanoLuc):小ルジフェラーゼがバイオルミネセンス分野を照らしている

NanoLuc: A Small Luciferase Is Brightening Up the Field of Bioluminescence
著者 (4件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 1175-1187  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: W0169A  ISSN: 1043-1802  CODEN: BCCHES  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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バイオルミネセンスはルシフェリン(基質)とルシフェラーゼ(酵素)の反応であり,ホタルルシフェラーゼ(FLuc:Mn=61kDa)とD-ルシフェリン(bウェンぞチアゾール誘導体)の反応にはO2とATPが必要でオキシルシフェリンとAMPに替わって発光する。FLucは1985年にE.coliにクローニングされ,量産できるようになった。ウミシイタケルシフェラーゼ(RLuc)とその基質セレンテトラジンの反応はATPを要せず,基質はセレンテトラミドに変化して発光する。深海小エビから採ったルシフェラーゼを最適化構造に変えたNanoLuc(NLuc:19kDa)やそのN-およびC-末端を変えた変種が開発された(2009年)。NLucと基質フリマジン(2,3-ジヒドロ-3-オキソイミダゾ[1,2-a]ピラジン誘導体)のO2存在下の反応はATPに依存せずアシル-N単位が解裂して蛍光を発するが,蛍光強度はこれまでのルシフェラーゼの>150倍,蛍光性生成物は長時間安定である。NLucは蛋白質-蛋白質相互作用,蛋白質-リガンド相互作用,遺伝子制御と細胞シグナリング,BRET(バイオルミネセンス共鳴エネルギ移動)に基づく蛋白質の集合の研究に使用されたほか,NLucを乳癌細胞MDA-MB231にトランスフェクトしたのちマウスにインプラントし,フリマジンを注射してin vivoバイオルミネセンスを調べた例などを紹介した。
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分類 (3件):
分類
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生物学的機能  ,  複素環化合物一般  ,  診断用薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
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タイトルに関連する用語 (1件):
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