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J-GLOBAL ID：201702256795752661   整理番号：17A1010709

バイオサイエンスを支える革新技術 セルロース系バイオマスから固体発酵でバイオエタノール生産

著者 (1件)： 堀田光生 (農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境変動研究セ)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 62  号： 9  ページ： 634-638  発行年： 2017年09月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： バイオマス原料をさまざまな用途に用いる過程で,一部をエタノールとして回収する方が,バイオマス原料全てをエタノール用途に使用する方法に比べて,生産現場での環境負荷が少なく,原料を有効活用できると考えられる。「固体発酵法」は,農業地域で生産される飼料作物を収穫後,貯蔵している間に,分解酵素や発酵微生物の力を利用して,エタノールと飼料に変換する方法である。従来の専用施設を用いた方法に比べて時間を要するものの,手間がほとんどかからず,回収したエタノールはボイラー等の燃料用に,回収後の残さは現場で家畜飼料としてそれぞれ活用し,家畜排泄物は飼料作物生産現場に還元するという地域資源循環体系の中に位置付けられるものである。

シソーラス用語： セルロース ,  バイオマス ,  *脂肪族アルコール ,  *生物燃料 ,  リアーゼ ,  飼料
準シソーラス用語： *バイオエタノール ,  固体発酵 ,  分解酵素 ,  家畜飼料

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： バイオサイエンス ,  セルロース系バイオマス ,  固体発酵 ,  バイオエタノール