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J-GLOBAL ID:201702256801843200   整理番号:17A1764096

ビニルラジカルと二酸化炭素の錯体の分光特性: マトリックス単離および第1原理研究

Spectroscopic characterization of the complex of vinyl radical and carbon dioxide: Matrix isolation and ab initio study
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巻: 147  号: 18  ページ: 184301-184301-5  発行年: 2017年11月14日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ビニルラジカルを含む安定な分子間錯体の最初の例であるC2H3...CO2錯体の作製と振動特性について報告した。この錯体は,プロピオル酸(HC3OOH)のUV光分解とその後のH原子の熱可動化を用いてArおよびKrマトリックス中で作製した。この作製手順は,CO2やC2H3単量体の存在なしで,CO2との錯体として排他的に形成されたビニルラジカルを提供する。C2H3...CO2錯体のν5(C2H3),ν7(C2H3),ν8(C2H3),ν2(CO2),およびν3(CO2)モードに対応する吸収バンドを,実験的に検出した。理論のUCCSD(T)/L2aレベルでの計算は,CsおよびC1の対称性と-1.92~-5.19kJmol-1の相互作用エネルギーをもつC2H3...CO2錯体の2つの構造を予測した。これらの構造の高調波振動周波数を,同じレベルの理論で計算した。実験種の構造的帰属は,(錯体と単量体の両方について)バンドの錯化誘導シフトおよびマトリックス-サイト分裂がかなり小さいため,簡単ではない。CO2の屈曲振動の顕著な分裂とエネルギー的および構造的考察とをベースに,C1構造は,実験的C2H3...CO2錯体の最も有望な候補であると結論した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子) 

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