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J-GLOBAL ID：201702256812287961   整理番号：17A0844259

省エネ大賞に見る省エネ技術の最新動向 家庭用SOFCコージェネシステム「エネファームtypeS」

著者 (1件)： 桑葉孝一 (アイシン精機)
資料名： 日本エネルギー学会機関誌  (Enermix)
巻： 96  号： 3  ページ： 244-247  発行年： 2017年05月20日 
JST資料番号： F1934A  ISSN： 2432-3586  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地球規模のエネルギー消費増加に伴う環境問題が深刻化する中,日本においても民生部門における二酸化炭素排出量増加が問題になってきた。日本の家庭から排出される二酸化炭素に占める家電と給湯の割合が高くこの削減が望まれる。この様な背景から2009年からエネファームが市場に投入された。更に東日本大震災以降分散発電の需要が高まっている。現在市販されているエネファームの方式はPEFCとSOFCに大別される。これ等製品は販売以来色々の改良が行われ累計販売は15万台に達したが経済産業省の目標には遠く及んでいない。本稿はエネファーム普及の現状と課題,問題解決に向けた取り組み,今後の普及に向けた取り組み,に章を分けた。当社ではスタック温度の分布を改良するなどして発電効率を従来製品より約6%高い52%LHVを達成できしかも小型化した商品を開発した。経済産業省の目標達成にはエンドユーザーの負担軽減が最重要課題であり,機器のコスト低減だけではなく,設置関連費用の低減,更なる軽量・小形化も不可欠であると考えている。

シソーラス用語： 省エネルギー ,  *固体酸化物燃料電池 ,  家庭電器 ,  HEMS ,  *エネルギーシステム ,  *発電設備 ,  *製品開発 ,  レビュー ,  *コジェネレーション ,  *燃料電池 ,  固体高分子形燃料電池 ,  行政機関 ,  *市場開発 ,  展開 ,  流通 ,  熱負荷 ,  電力需要 ,  原価低減 ,  エネルギー変換効率 ,  効率化 ,  小型化
準シソーラス用語： 省エネルギー技術 ,  *SOFC【電池】 ,  家庭電気製品 ,  家庭用エネルギーマネージメントシステム ,  *コジェネレーションシステム ,  市場動向 ,  燃料電池コージェネレーションシステム ,  *エネファーム ,  PEFC【電池】 ,  経済産業省 ,  技術普及 ,  給湯負荷 ,  発電効率 ,  効率向上

分類 (4件)： その他の発電  (NB03140M) ,  燃料電池  (YB04040V) ,  建物内の給排水・衛生設備  (RB06020G) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 省エネ ,  最新動向 ,  家庭 ,  SOFC ,  コージェネシステム ,  エネファーム